偏差値は「集団の中で、どれくらいに位置しているか」を測るのに最適です。
偏差値50なら、ちょうど真ん中。平均点をとったということです。
そこから上に10行けば偏差値60、下に10行けば偏差値40となります。
偏差値40~60に全体の70%くらいの人が入ってきます。
残りの30%のうち、半分の15%は偏差値60より上、もう半分の15%は偏差値40よりも下に分かれます。
偏差値60というと、100人の集団では15位あたり。
偏差値50は50位あたり。
偏差値40は85位あたり、といったことになります。
偏差値60の高校というのは、それぞれの中学校の上位15%くらいの人たちが集まった学校ということができます。
そんな偏差値ですが、通常のテストでは偏差値10や90といった数値は出ません。
大抵は高くても70、低くても20くらいになります。
そんな中、Lilyの中学2年生が8月の茨統で凄い数値を出しました。
5教科合計の偏差値が70!
竹園高校に合格したJ君でさえ偏差値66でしたので、そう考えると70というのは凄いです。
このLilyっ子は全体的に良いのですが、一番良かった教科は数学です。
点数はなんと100点!
数学の偏差値は72です。
さらに、別のLilyっ子が社会で97点をとり、偏差値75を叩き出しました。
数学は100点でも偏差値72なのは、数学の平均が53点だったからです。
対して社会は平均点が50点だったので、100点じゃなくても偏差値が75になりました。
このように、偏差値は平均点によって左右されます。
得点のばらつきにも影響されるよね
数学では100点をとっても偏差値72ですので、5教科全体で偏差値70を超えるというのはなかなかありません。
資料を見てみると5教科で偏差値75になるには491点とらないと駄目みたいです。
そう考えると、今回のテストでは偏差値75より高い数値は出ないということです。
やはり大抵のテストはそれくらいの範囲に収まるようにできているみたいですね。
最近の問い合わせは中学2年生ばかりで、Lilyの2年生は一気に群雄割拠の戦国時代に突入しました。
その波に揉まれれて、みんなが成績がアップすることを期待しています。
さらに、3年生にもプレッシャーを与えて、3年生を上に押し上げてもらえればいいですね。