宿題はキャッチボール

宿題はキャッチボールです。

相手がいないと成り立ちません。

先生が宿題を出し、生徒がそれをこなす。

生徒が提出し、先生がそれに目を通す。

そうやってキャッチボールをすることで、先生側は生徒の学力がわかります。

生徒側も先生が求めているものに気づくでしょう。

思い切り遠くにボールを投げて、それっきり何もしない。生徒がボールを投げかえしても反応しない。

これは最悪です。

その後、生徒側は宿題を提出する気が起きなくなるでしょう。

逆に、投げられたボールを取ろうとしない。取ってもその後投げ返さない。

これも最悪です。

その後、先生側は宿題を提出する気が起きなくなるでしょう。

宿題を与える側も、受け取る側も「相手にボールを投げる」ということをしなければキャッチボールになりません。

今日、私はそのキャッチボールを逃すところでした。

私は投げたボールを見ていなかったのです。

日曜日ということもあり、頭の中もオフになっていました。

しかし、その日の夜、Lilyっ子から宿題の終了をお知らせをするLINEが届きました。

この子は日曜日だからといってサボることなく「毎日提出」のボールをちゃんと投げ返してくれたのです。

習慣化するには継続すること。

断続的ではなく、継続。

「日曜日だから」「旅行中だから」といった例外を極力なくすこと。

それのコツはわかっていても、思い通りに動けないものです。

「道を知っていること、その道を歩くことは違う」

「その道を歩くこと」をしているLilyっ子。

こういう積み重ねが彼女を変えていくでしょう。

私もがんばらねば!

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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