Lilyで勉強したいのなら、誰でも入れます。
入塾テストはありません。
しかし
入室テストはあります。
入室テストとは「教室内に入るためのテスト」です。
入塾テストと違うの?
入塾テストは、それに合格しないとその塾に入れない(=通えない)というものですよね。
対して入室テストは、それに合格しないと教室内に物理的に入れないというものです。
Lilyの玄関を開けるとまず入室テストエリアがあり、そこを通って教室があります。
勉強をするために教室に入るわけですが、その前にテストがあるのです。
といっても、テストは超簡単。
その都度内容は変わりますが、学年末テスト前の今は「学年末テスト範囲内の英単語10問」です。
どれだけワークを周回しようが、範囲内の英単語を覚えてなければ高得点は望めません。
そもそも、それらの意味を知っていなければ、授業を受けても馬の耳に念仏でしょう。
ということで、勉強するのに絶対に必要なものを入室テストとして出し、それに合格しないとずっとその入室テストエリアから出られないという仕組みをとっています。
例えば、小学生なら「割り算」を授業で教えるなら、「掛け算九九」ができていることが条件になります。
それができていない状態で割り算を教えられても、できるようにはなりません。
なので、割り算の授業をするときは、掛け算九九を入室テストとして出題し、合格した人だけが「割り算の授業を受ける権利あり」とみなすのです。
入室テストにより、教室に入れない生徒さんもでてきてしまいます。
入室テストが不合格だった場合、覚え直して再テスト、駄目だったらまた覚え直し……を繰り返すので、そのままお迎えの時間になり、教室に踏み入れずに帰るということもあります。
それが「自分はまだ必要最低限の知識を覚えてないんだ」と知るきっかけになります。
この入室テスト、不合格のときは「あーやっちゃったなぁ~、はい、練習プリント3枚。覚え直してね~」と笑って追い返しますが、この仕組は他塾の先生の目には「ものすごく厳しい」と映るようです。
ゲーム感覚でやってるつもりなんだけどね
入室テストは基本的に毎日実施していますが「集団授業のコマ」のときは未実施です。
なぜなら「集団授業が優先だから」です。
「テスト範囲内の英単語は覚えてないけれど、どうしても教室内に入りたい」というのであれば、集団授業のコマを狙って塾にくるべきなんですが、そんなことをしているLilyっ子は今のところいませんね。
集団授業は最後のコマの20時00分~21時20分で、遅い時間なのであんまり塾に来たくないのかもしれません。
この入室テストの仕組は、Lilyっ子達の学力の底上げに一役買っているので、このまま継続します。
教室内に踏み入れたければ、必要最低限の知識は必ず身につけておきましょう。