起こさない子どもたち

朝7時30分。

子どもたちが、こそこそと内緒話。

寝たフリをしながら聞き耳を立てていると

「ひよちゃん、起きる?下行こっか」と小春。

日和も「うん」と小さな声で返事をして、コクンとうなずきます。

そして、寝室のドアをそっと開け閉めして、朝の準備をしているお母さんの元へ二人そろって降りていきました。

夜遅くまで仕事をしているお父さんだから、朝はまだ眠っていたいだろうということで、気を使って起こさないでいてくれるのです。

SHIMIZU

なんて良い子達なんだ

これはきっと、妻が「お父さんはお仕事で疲れているんだから、起こさないでいてあげようね」というようなことを子どもたちに伝えてくれているのだと思います。

これが、妻が夫に不満たらたらで「いつまで寝てるの!」と怒るような家庭であったら、子どもたちはその態度を真似して、お父さんを起こすでしょう。

「お父さんが寝ている=お母さんが不機嫌、これはまずい。お父さんを起こさないと」という思考回路だと思います。

子どもたちの反応を見る限り、私は妻から優しくされているのだとわかります。

その理由は「仕事を頑張っているように見えるから」だと思います。

頑張っている人に対しては誰だって優しくできるものですからね。

でも、仕事だけで子育てを丸投げしていたら、これもまた不満の種になります。

その辺も、私はクリアできているのでしょう。

よって、妻が私に対する不満を言うことはまずありません。

そうすると、子どもたちもお父さんを嫌いになる理由がありません。

いろんなことが巡り巡って、家庭円満です。

そして、そんな子どもたちを見て、より愛おしく感じ、またさらに愛を注ぐ。

良い循環は続きます。

継続するためには、今の頑張りを続けることですね。

SHIMIZU

頑張ります~

友人Y

そうだぞ。ちゃんと続けなよ

SHIMIZU

そう言う君は、まず頑張るところからやりなよ

友人Y

うへぇ

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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