中学の勉強で、一つ一つの単元を”水たまり”と例えるとします。
高校ではその水たまりが、大きく、深いのです。
数学の因数分解という単元も、中学なら1回の授業で終わります。多くても2回で十分です。
1問あたり1分で説明を終わらせられるからです。
それに対し、高校の因数分解ときたら……
1問3分かかるのがザラにあります。
友人Y
3分ならすぐ終わりそうじゃん
それが、その3分が何題も何題もあるのです。
ですので、単純に3倍で終わりということでもないのです。
3倍だって大変だけど……
高校受験の前、中3生は平日でも4時間くらい勉強するのが当たり前になります。
でも、高校生になると入学直後からそれくらいの勉強が必要なのです。
高校生はずっと高校入試並の勉強をしている感じです。
俺はそんなに勉強してなかったけど
おいらも
だから、成績悪かったのか
そういうこと
高校の勉強は広くて深いなあと感じた理由が2つあります。
1つは中3生が数検準2級を受験するので、その対策として高1の内容を教えていたから。
もう1つは、高校1年生になったLilyの卒業生が勉強を教えてほしいと最近Lilyに顔を出すようになったから。
彼女たちが持ってくる質問の解説をするとやたら時間がかかります。
私自身も忘れていて「あれ。これどうやって解くんだっけ」というのもあります。
高1の内容でさえこんなですから、高2高3となると……。
大学受験するつもりの人は心しておいてくださいね!