これをやっていたら黄色信号という行為があります。
1.解答を開いたまま問題を解く
2.答えをネットで探す
3.字が雑すぎる
です。
一つずつ検証していきましょう。
まず1つ目。
「解答を開いたまま問題を解く」
これは絶対駄目というわけではありません。
人によります。
「丸付けをするときに解答を出して、該当ページを開いてっていうのがいちいち面倒」というだけで「問題を解いている間は絶対に解答を見ない」というのであればOKです。
逆に、「ちょっと考えてわからないときに、ちら見してしまう」というのであればNGです。
集中力が途切れるということと、チラ見であってもそれがヒントになってしまい、できた気になってしまうということの2点がNGポイントです。
次、2つ目。
「答えをネットで探す」
こちらは理由がいくつかあります。
ネットは「詳細すぎる」のが難点です。
例えば中学校の歴史の教科書では「豊臣秀吉がやったこと」として「太閤検地」「刀狩」「朝鮮出兵」が書いてあります。
しかし、ネットにはもっと細かく書いてあります。
その長い長い文章の中から上記の3つを見つけ出すのは困難でしょう。
また中には「豊臣秀吉 やったこと 小学生社会」というふうにキーワードを追加して、できるだけ簡単に説明しているサイトを検索しようとする人もいるかもしれません。
それでも、思い通りの答えにたどり着くのは難しいでしょう。
さらに、一番の問題は「楽しようとしすぎ」という点が問題なのです。
教科書を読むより「アレクサ」「OKグーグル」「へいSiri」と呼びかけて聞いた方が楽だと考えるのが良くないです。
中学の教科書は土台の部分です。
その土台をおろそかにするようでは、この先積み上がるものも積み上がりません。
答えをネットで探す人は気をつけましょう。
英単語の意味や、漢字くらいだったらネットの方が早いかもしれませんので、そういうの限定ならいいとは思いますが……。
教科書に出てくる英単語も漢字も、出てきたときに全て覚えてしまおうという心意気を持ってほしいものです。
そして最後の3つ目。
字が雑すぎる
漢字はおろか、カタカナや数字でさえ解読不能な文字を書く子がいます。
割合にして1割強と言ったところでしょうか。
テストの解答用紙の自分の名前でさえちゃんと書けず、誰の答案かわからないということもあります。
また漢字をほとんどと言っていいレベルで書かない子もいます。
そもそも答案は「採点者が読めるように」書かなくてはいけません。
そして、字を書く以上、読み手が読みやすくなるように努力すべきです。
つまり「相手を思いやる気持ち」が丁寧な字に繋がり、正しく漢字を使用することに繋がります。
なので、こういった部分が書けていると、相手への配慮ができないとみなされてしまいます。
そうすると、テストで減点される以上の大きな損をすることになります。
だから「字を丁寧に書く」「漢字を適切に使う」という部分を徹底的に鍛え上げるべきなのです。
まとめ
以上、3つをもう一度見てみると、ある共通点が見えてきます。
それは
「面倒くさいから」
という気持ちが根底にあるということです。
面倒くさいと思っているから1~3のことをやってしまうのです。
それが根底にあると成績も伸びませんし、人格形成にも良い影響は与えません。
ということで、1~3のことをやっていないか、ぜひチェックしてみてください。
全部やってるわ、俺
だろうね