かぼちゃ

我が家の敷地の、道路を挟んで南側に小さな畑のスペースがあります。

50平方メートル程度の広さです。

畑としてはちょうど良い大きさなのですが、畑仕事をやる私の両親の家(母屋)からはちょっと遠いのです。

遠いと行っても、歩いて100歩くらいだと思うんですけれど、毎日のように畑を見に行くのはためらう距離ではあります。

ということで、畑でありながら何も耕作していないただの土地になっていました。

そこに、今年の夏、かぼちゃを一つ捨てました。

しばらくして、かぼちゃが芽を出しました。

かぼちゃはぐんぐん成長して、数日で畑いっぱいまで広がり、畑はかぼちゃの葉っぱで緑色になりました。

葉の下にはかぼちゃが隠れています。

でも、かぼちゃは我が家では不人気。

放置して勝手に育ったかぼちゃなので、甘さもどうだかわかりません。

品質も保証できません。

そんなかぼちゃは余計に敬遠されて、そのまま畑に取り残されました。

SHIMIZU

鳥も食べないんだから美味しくないのかも

友人Y

鳥ってかぼちゃ食べるの?

SHIMIZU

知らない

さすがにそのまま放置すると、今度はすべて枯れて腐っていくので、そうなってしまうとニオイとかでも近所迷惑になってしまいます。

ということで、私が全部引っこ抜きました。

丸一日かかりました。

とても大変でした。

最初に芽が出た時点で引っこ抜いてしまえば、こんなに労力はいらなかったでしょう。

その最初の一つを放置してしまったせいで、この有り様です。

何事も最初が肝心ってことですね。

友人Y

誰がかぼちゃを捨てたの?

SHIMIZU

おじー(私の父)

友人Y

おじーは芽がでたとき抜かなかったの?

SHIMIZU

まさか数日でこんなになるとは思ってなかったってさ

やっぱり最初の方は皆甘く見てしまうものですね。

勉強や子育てにも当てはまることだと思いますので、これを教訓にしたいと思います。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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