Bクラスはちょこっと先取り

学習塾Lilyの集団授業は3クラスに分かれています。

Aクラスは半年先取り。

Bクラスは学校の進度と同じ。

Cクラスは前学年からの復習。

大体そんな感じのペースです。

そして今日はBクラスの授業でしたが、学校の進度よりちょこっと先取りしました。

学校ではこれから2次方程式に入るところ。

Lilyでは2次方程式の利用。

2次方程式の利用とは、2次方程式を使った文章題です。

文章を読んで式を立て、それを解く。

多くの人が苦手とするところですね。

でも、ただの計算だったらコンピュータが簡単にやってくれるので、人間にしかできない「文章からの立式」を頑張らなくてはいけませんからね。

友人Y

今のAIは、文章からの立式もやれそうじゃない?

SHIMIZU

やれるかも……

Lilyではなぜちょこっと先取りをしているかと言うと、いくつか理由があります。

1つは、文章題になれさせるため。

これは自分で解説を読みながら進めるより、教わったほうが圧倒的に早いところなので、塾に来ているメリットを活かすためにも文章題を多めに扱います。

もう1つの理由は「これから学校で習う二次方程式は今後かなり使うから、学校の授業を一生懸命受けよう」という気持ちにさせたいからです。

この先、どんな山があるのかを知った状態で授業を聞くのと、知らない状態で授業を聞くのでは真剣さが変わってくると思います。

今やっている勉強が何の役に立つのかわからない状態で勉強するのと、資格を取るために勉強しないといけないという状態で勉強するのでは、身の入り方が違うでしょう。

ということで、学校の授業をうまく使うためにも、ちょこっと先取りしています。

それに計算練習なら一人でもできますしね。

教科書は以前より厚くなり、解説もより丁寧になりました。

図などを使って視覚的にもわかりやすくなっています。

本質を知るのに数学の教科書はかなり良いと思います。

なので、そういうのは学校に任せて、塾では塾のすべきこと、塾でしかできないことなどを中心に授業を行っています。

ただ、結局のところ差がつくのは、学校でも塾でもなく「自分で」やったところなんですよね~……。

この真理に気づいた人はもうすでにやっているでしょう。

気づいてない人は、早く気づいてくださいね!

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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