新しい教科書に対応した英単語帳、ようやく作り終えました。
来塾したリリイっ子には配り始めました。
これで「英単語を調べる」という時間が短縮できます。
私が「英単語を調べなくて良い」と気づいたのは、学生を終えてからでした。
それまでは「英単語は辞書で調べてこそ」という先生が多かったのです。

しかも紙の辞書ね



あの宗教的な教えは何だったんだ?
ちなみに、なんで紙の辞書で調べるかというと「その前後の単語も目に入るから勉強になる」とのことでした。
なのでその先生は電子辞書も推奨してなかったのです。
でも、学生清水は思っていました。
「知りたい単語が決まっているのに、その前後の単語を知る必要があるのか」と。
むしろそうやって前後の単語に興味を持ってしまったら、その単語から派生してどんどん別のことに興味が向き、結局最初の文章を読むという行為に戻るまでにやたら時間がかかるんじゃないかなと。
作るものは絶対にカレーと決まっているのに「白菜が安い」とか「ごぼうがお買い得」とかそういう余計な情報はいらないのです。
スーパーに買い物に行くのはカレーの材料である「肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ」を買うためであって、それ以外のものは雑音です。
そこで、スーパーにある他のものに目を向けて「あれが安い」「これがお買い得」ってやっているのはただただ買い物を楽しんでいるだけというか、買い物を楽しむ余裕がある人がすることであって。
カレーを作るという目的がある人がすることじゃないな、と思うのです。
時間が余って、暇つぶしに英和辞書を読む人であれば、紙の英和辞書がおすすめです。
でも、目的が決まっている人にはおすすめできません。
文章の中に「determine」という単語があって、その意味を知りたいという場合は、一発でその意味を教えてくれる媒体の方がありがたいでしょう。
「意味を知る」ことが目的なら、そこに達成するためのルートはなんだっていいはずです。
ルートには「紙の英和辞書を引く」だけでなく「デジタル英和辞書で調べる」「スマホで調べる」「人に聞く」などいろいろあります。
その中で一番早くできるルートを選ぶのが一番効率よく勉強できると思います。
もちろん「簡単にやったことは簡単に忘れる」ということもあります。
「聞いたら忘れる、調べたら覚える」というのも本当だと思います。
だからといって調べる手段をわざと面倒なものにする必要もないんじゃないかなと思うのでうす。
英単語を調べることに時間を掛けるなら、その時間を短くして、浮いた時間で英単語を書いて練習したほうがいいんじゃないか。
そんな思いから、毎回教科書が新しくなるたびに英単語帳を作り直しています。
賛同できる人は使ってみてください。



でもお高いんでしょう?



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