努力と天才

ネット上で面白いショート動画を見ました。

それは「努力」と「天才」の違いです。

努力型の人と天才との差を端的に表すってことですね。

努力「よし!公式全部覚えたぞ」

天才「公式?テスト中に導き出すもんでしょ」

といった具合に、対比して表されています。

いくつかその対比があるのですが、最後の部分が印象的でした。

努力「あーテスト終わった。よし!今日は遊びに行こう。ごめんね、テスト前は全然遊べんくて」

天才「ふーテスト終わった。今日?あーごめん。テスト終わった日だけは復習するって決めてんの。ごめんな。明日あそぼうぜ」

テストがゴールになっている努力の人に対して、天才はテストをスタートとして捉えているようです。

テスト前は詰め込んで、テスト後に開放されるのが一般的だと思います。

かくいう私もそのタイプでした。

SHIMIZU

本気になるのも3日前とかだったけど……

でも、天才と呼ばれる人は、違った行動を取っていたのですね。

思考回路がまるで逆といった感じです。

実際にこういう天才が身近にいるわけではないので、本当にいるのかはわかりませんが、いるであろうと思います。

塾講師として数々の学生を見てきて、学年1位を取るような生徒は明らかに周りと違った考え方や行動をしているのを目の当たりにしてきましたから。

そういう子達をさらに突き詰めた感じの人達が天才と呼ばれるのでしょう。

努力の人が天才になれないのは、どれだけ努力を突き詰めても、最初のベクトルがまるで違っているからなのかもしれませんね。

天才になりたいわけでも、天才を育てたいわけでもありません。

学力と幸福度には相関関係はないと思ってますし。

ただ「物事の見方の捉え方で大きく変わるものだな」と思ったのです。

そして、現状を打破するきっかけとして、自分と逆の考え方を知るというのも良いかなと思って紹介してみました。

ちなみに、紹介したショート動画は「まさし」という人の動画で、よく「文系と理系」の対比を面白く表現している人です。

登録者数は46.8万人。

この人も天才の類かもしれません。

この記事を気に入ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

目次