入試を受ける心構え。
難しい問題を解くよりも、易しい問題を確実に得点する方に重きを置くこと
テストではどうしても難しい問題に思考が引っ張られます。
その時間が終わった後も「あの問題ができなかった」と印象に残っているでしょう。
実際に「今日のテストどうだった?」と聞くとたいてい「空間図形の最後の問題ができませんでした」といった声が返ってきます。
でも、実際に勝敗を分けるのはそこではありません。
「正解率50%以上の問題を、確実に解けるか否か」です。
実際に空間図形の最後ができなかったと言っている子でも、たいてい1,2問、多い5,6問も易しい問題を落としています。
そこで落としていては高得点は望めません。
正解率3%未満になるような問題は、ほぼ全員が解けていないので、自分が解けなくても全く影響はありません。
それなのに、そこに意識を持っていかれて「できなかった」となってしまうのはもったいない。
ちゃんとできたところに目を向けましょう。
最後の問題に10分使うより、その10分で見直しをしたほうが確実に得点は上がります。
目指すは100点満点ではありません。
決して思い違いのないように。