制限時間のない中での勉強は浮き輪をつけた水泳のようなもの。
本気で泳ぐ力をつけたいのなら、浮き輪を外さなくてはいけません。
こんな話をすると「そりゃそうでしょ」と誰もが思うでしょう。
でも、指摘されないと気づかないものです。
自分も同じようなことをやっているということに。
マラソンがきついのは「タイムを競うから」です。
「どれだけ時間がかかってもいい」と言われたら、ただの散歩になるでしょう。
学力テストも制限時間があるから難しいのです。
制限なく考えられたら、難易度はだいぶ下がります。
ただの計算問題でさえ、10秒でやれと言われたら焦ってできなくなってしまうものです。
でも、普段、そうやって時間を測って、追い込んで勉強している中学生はほぼいないと思います。
制限時間があると難易度が上がるという事実に気づくのはテストをしたときでしょう。
今までも実力テストや茨城統一テストで、うすうす気づいてたかもしれません。
でもそこまで大きく意識したことはなかったと思います。
入試で初めて制限時間の厳しさに気づくという人も多いかもしれません。
でも、いずれ気づくのであれば、早いほうがいいですよね。
早く気付けば対策も取れます。
それがたとえ1日前だとしても。
今日は6日前です。
まだまだ対策できます。
残りの時間は、つねに入試を受けているつもりになって、時間を区切って、時間を測って勉強しましょう。
そんな話をした今日。
本当に時間は残り僅かですね。