昔は何気なく聴いていた歌。
なんとなく聞き流していた歌詞。
でもあるとき妙に聞き取れて、妙に心に残ることがあります。
それは「そのとき必要な言葉だから」だと、誰かが言っていました。
最近妙に残る歌詞はBUMP OF CHICKENの「ギルド」という曲の一節
休みをください
誰に言えばいいんだろう
この歌は「人間という仕事を与えられてどれくらいだ 相応しいだけの給料 もらった気は少しもしない」という一節から始まります。
なかなか面白い視点ですね。
入試まであと1週間となり、受験生も息をつく暇もないくらいに追い詰められている感じがしていることでしょう。
そんなときはやっぱり「休みをください」と思っているんじゃないかなと思います。
「受験生を休みたい」と言っても、その受験の戦場に飛び込んだのは自分だし、志望校を選んだのも自分、そもそも休みたいなんて誰に言えばいいのかわからない。
そんな感覚。
学生時代の私も持っていたような気がします。
ちなみにこの歌の最後の歌詞は
望んだんだ
選んだんだ
「仕事ではない」
解っていた
です。
結局ここにたどり着きますよね。
ちなみにこの歌詞の一番オススメは
その場しのぎで笑って 鏡の前で泣いて
当たり前だろう 隠してるから 気づかれないんだよ
という一節です。
入試直前の不安な心理も、今だけの宝物。
すべてを抱えて楽しんでいきましょう。