スキマ時間の使い方

流れ星を見たとき、消えるまでに3回願い事を唱えればその願いが叶うなんて言われていますね。

でも、実際に流れ星を見たら「あ、流れ星」と言っている間に消えてしまいます。

その一瞬で願い事を言えるとしたら、常にその想いを抱いている人でしょう。

例えば「お金持ちになりたい」と四六時中考えていれば、流れ星を見た瞬間にその願望を言えるでしょう。

そんな一瞬で口に出せるくらい頭の中で考えているということは、それ相応の行動をすることでしょう。

流れ星に願いを言ったからではなく、それくらい強く思っていたから叶うというのが本当のところだと思います。

同じように「成績を上げたい」という想いを四六時中抱いている人は、それ相応の行動をするようになるでしょう。

「成績を上げたい」が口癖なのに、ずっとスマホをいじっていたり、ぼけーっとテレビを見ていたのでは、周りの人も呆れてしまいます。

「成績を上げたい」と言うからには、それなりの行動が求められるのです。

例えば、ほんの3分くらいのスキマ時間でも、英単語を覚えようとするような。

そうやって行動に現れてくれば「成績を上げたいという気持ちは本物だな」と周りにも伝わります。

スキマ時間の使い方。

なぜこのテーマで書いたかというと、さっきS君の行動を見たからです。

S君はプリントが印刷されるまでの30秒くらいの時間に、ある行動をしていました。

それは「Lilyの玄関のスリッパを並べる」という行動です。

私はネットワークカメラでしっかり見ていました。

S君はそれを誇ることもなく、私に「スリッパを並べておきましたよ」と言うこともなく、印刷されたプリントを持ってそのまま席につき、プリントを解きはじめました。

褒められたくてした行動ではないということです。

友人Y

俺だったら絶対アピールするね

こういうところに人間性とか、人格、品格というものが現れてくるのでしょう。

S君は1桁順位をとっているくらいなので勉強ができますが、それだけではありませんね。

品格もあると思います。

こういう子こそ、推薦にふさわしい人物だろうと思います。

私もS君を見習おうと思いました。

SHIMIZU

君も見習いな

友人Y

じゃ、爪の垢を煎じてきて

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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