人は悲しいぐらい 忘れていく生きもの
愛される喜びも 寂しい過去もMr.children / tomorrow never know
人は忘れます。
「だから」できなくても仕方ない。
「だから」忘れないように反復する。
ちなみに、どれくらい忘れるかといったら、本当にザル並です。
ザルに水を垂らすと、ほぼすべてすり抜けます。
でも表面張力でかろうじてくっついている水もありますね。
その水くらいの記憶しか残りません。
それ以外は大半の水のごとく流れていきます。
ちなみにこれは中学生の話をしているのではありません。
私自身の話です。
日曜日の講座では9年生に向けて、パワーポイントでスライドを作って3本立ての話をします。
で、その3本目を話終わったとき
「さあ、今日はどんな話をしたっけ?思い出してみて」
と言っている本人が、それまでの話の内容を忘れているという……。
3本連続ではなく、休憩が明けるたびに1本ずつ話をするので、時間が開いているという言い訳はしておきます。
でも人間の記憶力なんてそんなものでしょう。
だから忘れたくないものは何度も思い出す行為をしないといけません。
覚えていられるかどうかなんて、たったそれだけの違いです。
頭の善し悪しよりも、何回思い出したかのほうが重要じゃないかと思います。
毎日、寝る前にその日の学んだことを思い出しましょう。
寝る直前までスマホをいじっていて、振り返る間もなく眠るなんてことのないように。