美しく、麗しく

それぞれの学校には、スローガンがあると思います。

私の中学時代には前の黒板の上に「強く 大きく 美しく」と書かれた習字が貼ってあったと思います。

なぜそんなことを思い出したかというと、Lilyのトイレに貼ってある協和中の年間予定表に「正しく 強く うるわしく」と書いてあるのを見たからです。

「強く、大きく、美しく」の「3文字、4文字、5文字」のリズムに慣れていた私にとって「正しく、強く、うるわしく」の「4,3,5」に違和感があったからです。

慣れればどちらも気にならないと思います。

リズムはさておき、中の言葉。

どちらにも「強く」が入ってますね。

「大きく」「正しく」は中学生に向けて送る言葉にはちょうど良いと思います。

最後の「美しく」「うるわしく」は他のものに比べてちょっと難しい気がします。

何をもって「美しい」「うるわしい」と感じるのか……。

これを言葉にするのは難しいですね。

おそらく、脱いだ靴を揃えるとか、その時膝を折ってしゃがむ仕草とか、そういったところに美しさや麗しさを感じるんだと思います。

一言で言うなら「品格」ですかね。

友人Y

言葉にできたじゃん

考えてみると、私が惹かれるのも「美しさ」や「麗しさ」を持った人かもしれません。

私自身、天皇陛下のような品格を兼ね備えているので、同じような相手を求めてしまうのかも。

友人Y

君のどの辺に品格があるんだ?

最後の一言が「美しく」や「麗しく」であるのが良いですね。

「賢く」が最後だとなんだか興ざめしてしまいますからね。

これからも美しさや麗しさを求めていきたいと思います。

この記事を気に入ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

目次