我が家の敷地の、道路を挟んで南側に小さな畑のスペースがあります。
50平方メートル程度の広さです。
畑としてはちょうど良い大きさなのですが、畑仕事をやる私の両親の家(母屋)からはちょっと遠いのです。
遠いと行っても、歩いて100歩くらいだと思うんですけれど、毎日のように畑を見に行くのはためらう距離ではあります。
ということで、畑でありながら何も耕作していないただの土地になっていました。
そこに、今年の夏、かぼちゃを一つ捨てました。
しばらくして、かぼちゃが芽を出しました。
かぼちゃはぐんぐん成長して、数日で畑いっぱいまで広がり、畑はかぼちゃの葉っぱで緑色になりました。
葉の下にはかぼちゃが隠れています。
でも、かぼちゃは我が家では不人気。
放置して勝手に育ったかぼちゃなので、甘さもどうだかわかりません。
品質も保証できません。
そんなかぼちゃは余計に敬遠されて、そのまま畑に取り残されました。
鳥も食べないんだから美味しくないのかも
鳥ってかぼちゃ食べるの?
知らない
さすがにそのまま放置すると、今度はすべて枯れて腐っていくので、そうなってしまうとニオイとかでも近所迷惑になってしまいます。
ということで、私が全部引っこ抜きました。
丸一日かかりました。
とても大変でした。
最初に芽が出た時点で引っこ抜いてしまえば、こんなに労力はいらなかったでしょう。
その最初の一つを放置してしまったせいで、この有り様です。
何事も最初が肝心ってことですね。
誰がかぼちゃを捨てたの?
おじー(私の父)
おじーは芽がでたとき抜かなかったの?
まさか数日でこんなになるとは思ってなかったってさ
やっぱり最初の方は皆甘く見てしまうものですね。
勉強や子育てにも当てはまることだと思いますので、これを教訓にしたいと思います。