私も中3になると塾に通いました。
行く気はなかったのですが、そろそろ受験生なんだしと親に言われたような気がします。
といっても、勉強に力を入れていない家庭だったので、塾といっても近所の補習塾で学校のちょっと先取りをする程度の内容でした。
そこに決めた理由は「同じクラスの友達が通っているから」でした。
そこには同じ明野中の生徒しか在籍していませんでした。
私にとっては塾はそれが全てだったので、別の中学校の生徒がいるという塾なんていうのは想像していませんでした。
しかし、隣町(と言っても今は同市内)に行くと、1学年で生徒を100名も集めるような塾があります。
そこはいろんな中学校から中学生が集まってきます。
そんな塾の存在を知ったのは、大人になってからでした。
同じ中学校の生徒だけの場合と、そうでない場合、どちらが良いのかと言われたら、同じ中学校だけじゃない方がいいような気がします。
適度に緊張感があって、教室内が静かです。
まあ、リリイっ子達は、全員が同じ中学校だとしても静かに過ごしている気がしますけれど。
そして最近思うのは、同じ中学校ばかりの子であったとしても、学校とは一味違った雰囲気になるということです。
おそらく皆「塾には勉強するために来ている」という認識があるのでしょう。
学校ではおしゃべりしてしまう仲の良い友だちであっても、塾では一線を引いているといった感じがします。
ということで、あまり「そこに誰が通っているか」は気にしなくてもいいような気がします。
私が中学生だった頃はそれを気にしていましたけれど。
当時、好きな異性が通っている塾とかを知っていたら、私は真っ先にそこを候補にしていたでしょう。
でも、よく考えてみたら、同じクラスの子であっても、どの塾に通っているかなんて知りませんでした。
というか、気にしたこともありませんでした。
中学校時代、一体何を考えて過ごしてたんでしょうね。
我ながら謎
なにはともあれ、静かに目の前の課題をやっつけているリリイっ子達。
中学時代の私より成熟している気がします。