1冊を何周も。

以前記事に書いた高校生がやってきました。

教えたのは数学A。

「すごくわかりやすかった」とLINEをいただけたので、満足だったようです。

SHIMIZU

勉強しておいて良かった~

何がどう繋がるかわかりませんからね。

いろんなことに手を出すのは良いと思います。

あまり手を出しすぎるのも……という意見もあるでしょうけれど、私はどんどん手を出してみたら良いんじゃない?というスタンスです。

やっていて楽しいことは自ずと残るし、楽しくないものは自然と足が遠のくものです。

だから、10本手を出したとしても、最終的に残るのは1本か2本でしょう。

それで良いと思います。

ただこれはジャンルの話であって、一つのジャンルの中の話ではありません。

例えば「数学A」を勉強したいからといって、あれもこれもと10冊の参考書や問題集を買ったとしても、それは良くないと思います。

SHIMIZU

全部やるなら良いけどさ

自分でやってみて改めて実感しましたが、一冊の問題集を3週したほうが実力がつきます。

1週だけだとどうしても忘れます。

私は今、数学Iの半分くらいまで来ましたが、今までの範囲の中にあった難問を、今ここで解けと言われたら、ちょっと自信がないです。

あと、2回くらい自力で解ければ、忘れない気がしますが、現時点では無理です。

なので、やっている途中の今でさえ「これ一周終わったら、もう一周しなきゃな」と思っています。

大好きな漫画なら、言われなくても何周も見てしまいますよね。

結末がわかっているにも関わらず。

1周目と2周目が時間があくと、内容を忘れていることも多く、また楽しめるというのもありますけれど。

とにかくそんなふうに周回すれば、内容も忘れなくなるし、より細かな部分に気づいたりします。

SHIMIZU

スラムダンクでは木暮くんが可愛いTシャツ着てるとか

それを勉強にも応用させれば良いのです。

中学生の勉強は特に、今持っている問題集以外の問題集に手を出す必要はないでしょう。

まずはしっかり今の一冊を頭に入れることからしてみましょう。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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