武器と道具

ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー。

30年前の小中学生を魅了したRPG(ロールプレイングゲーム)です。

主人公の勇者は戦士や僧侶や魔法使いとパーティーを組んで、魔王を倒しに行きます。

後半になればなるほど、敵が強くなり、進むのも困難になります。

その時やらかすのが「道具をうまく使えず全滅してしまう」ということです。

完全回復する「エリクサー」を、もったいないと思って使わずにとっておいたまま全滅する。

一人を蘇らせる「世界樹の葉」を持っていることを忘れて使わずに全滅する。

「時の砂」で戦闘前の状態まで戻せるのに、使うタイミングを見計らっているうちに全滅する。

そもそも武器を持っているだけで装備するのを忘れて、やられる。

経験者ならわかってもらえる例だと思います。

共通しているのは「道具をうまく使えない」ということ。

★持っていることを忘れている

★持っていても使いどころを間違える

といったのが原因です。

武器や道具は持っているだけでは意味がないのです。

何もゲームに限ったことではありません。

何だって同じです。

例えば「チャツネ」を買ったことを忘れて、カレーに入れないことなんて多々あります。

友人Y

チャツネ?

SHIMIZU

カレーの隠し味

チャツネを持っていることが重要なのではなく、実際に使うことが重要なのです。

勉強でも全く同じことが言えます。

いろんな知識を持っていたところで、頭の引き出しにしまったままなら、持っていないのと同じです。

「あ、ここは”2点を通る直線の求め方”が使える!」と、引き出しの中から知識を引っ張りだしてくる練習が必要です。

この、引き出しから知識を出す作業を、ドラえもんが四次元ポケットからアイテムを出すように自由自在にできる人を「賢い人」と言うのでしょう。

要は、インプットする人ではなくアウトプットできる人が、求められている人なのです。

じゃあ、勉強のときにアウトプットはいつするか。

それは「問題演習のとき」に他なりません。

だからLilyでは問題演習をどこよりも多くさせているのです。

リリイっ子達は塾に来たときだけでなく、常にこれを意識して過ごしてくださいね。

問題演習こそ、最高であり唯一の学力アップ方法です。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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