勝ち組になろうとしないKYな会話

勝ち組になろうとしないKYな会話

K:勝ち組と負け組み、自分はどっちだと思う?

 

Y:引き分け組み。

 

K:新しいのが出てきちゃったね。

 

Y:白か黒で答えられるってのはあんまりないでしょ。

 

K:まあそうだけど、「勝ち負けどっち?」と二択で聞いているのに三択目を答える君は普通じゃないよね。

 

Y:ありがとう。

 

K:そもそも勝ち負けの基準って何だろう?

 

Y:普通は年収だと思うよ。

 

K:年収1000万以上なら、勝ち組?

 

Y:うん。

 

K:勝ち組になるとどうなるの?

 

Y:幸せになれるんじゃない?

 

K:そんなバカな。

 

Y:じゃ、お金持ちになったぞっていう自己満足が得られる。

 

K:淋しい幸せだね。

 

Y:まぁそうだね。

 

K:勝ち組になる必要が見当たらないね。

 

Y:たくさん稼げたほうが面白そうじゃん。

 

K:稼ぐことと、勝ち負けってのは違うんじゃない?

 

Y:そうだねぇ。

 

K:幸せ基準でいえば、年収はそこまでこだわらないと思う。

 

Y:そうかもね。

 

K:だいたいね、「自分は勝ち組」と言ってる時点で、そいつは負けてる気がする。

 

Y:どういうこと?

 

K:運動会では、白組と赤組に分かれるでしょ?

 

Y:うん。

 

K:いろんな競技で競って、勝敗を決めるわけだ。

 

Y:そうだね。

 

K:白組の子は、赤組に負けまいとするし、逆もまたあるよね。

 

Y:うん。

 

K:他にも、赤組白組を見守る先生方や、勝敗に関わらず我が子の元気な姿が見られれば良いという保護者もいる。

 

Y:うん。

 

K:白組、赤組という枠の中にいる人にとっては、勝ち負けってのは重要かもしれないけど、はたから見てる人にとっては、そんなもん大したことない。

 

Y:ほう。

 

K:どっちが運動会というものの全体を見ているかと言えば、周りの人だと思う。

 

Y:そうだね。

 

K:外から見れば、赤組白組がどっちが勝ちだって良いと思ってるし、勝ちも負けも同じようなもんだと思ってる。

 

Y:うんうん。

 

K:周りから見ている人は、赤組が勝ったからって、羨ましいとか悔しいとかも思わない。ましてや、赤組に入りたいなんて思わない。

 

Y:お母さんが生徒に混じって赤組にいたら面白いけどね。

 

K:負けも同じ。白組が負けたからって、「私は白組よりも優れているのよ」なんて思うお母さんはいないでしょ?

 

Y:赤組の子達はそう思うかもしれないけどね。

 

K:勝ち組負け組って言葉を使う人ってのは、そんな風に、中にいる人が使う言葉。

 

Y:うんうん。

 

K:「勝ち組になれないと悔しい」「負け組より優れてる」そんなこと思うのは中にいるからで、一歩引いて見られる人なら、そんな価値観なんて大したことないって思う。

 

Y:中にいる人は、視野が狭いってことだね。

 

K:勝敗の結果が出て、赤組は勝ったと喜び、白組は負けたと嘆いたとしても、周りから見れば「勝ちだろうが、負けだろうが、どっちにしろ騒いでるだけじゃん」って感じになる。

 

Y:泣くか笑うかの違いがあるってだけか。

 

K:そういうこと。どっちにしろ同じ。勝ったって負けたって似たようなもの。

 

Y:なるほどね。

 

K:だから、勝ち組負け組っていう言葉を持ってきたってことは、戦いの中にいるってことになる。つまり、赤組か白組ってわけだ。

 

Y:うん。

 

K:その争いを周りで見ている大人たちには敵わないってこと。

 

Y:白組には勝ってるかもしれないけど、大人達には相手にされてないってことね。

 

K:そういうこと。で、勝ち組になりたい?

 

Y:うん。

 

K:そういう奴だよね。今までの話の流れなんて気にしない奴。

 

Y:勝った方が100倍楽しいもんな。

 

K:そうだね。

 

Y:年収1,000万超えを目指そう。

 

K:じゃ、またね。

 

Y:ばいばい。

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