問われていることを答えよう

間違ってはいないけれど、不適切。

そんな解答がよく見られるのが理科。

 

 

炭酸水素ナトリウムを加熱する実験で、水上置換法で二酸化炭素を集めます。
その実験を終えるとき、ガスバーナーを止めるのですが、その前にする作業があります。

それは水上置換法の装置につながっているガラス管を水槽から抜くという作業です。

 

ここで問題が出されます。

「ガラス管を水槽からぬく理由は?」

これに対する答えに迷う生徒がたくさんいます。

 

 

正解は「水槽の水が逆流するのを防ぐため」です。

または「水槽の水が逆流して、試験管が割れるのを防ぐため」でもOKです。

 

 

 

このとき「安全に実験を行うため」とか「ガラス管を水槽から抜かないと危険だから」という答えを書く中学生がいます。

 

でもこれはバツです。

 

間違ってはいないけれど、不適切なのです。

 

質問と解答のちぐはぐ感があるのです。

 

 

 

 

Lilyっ子たちは皆、茨城県民です。

そんなLilyっ子たちに向かって、私が「あなたの家はどの辺?」と尋ねたときに「茨城県」と答える人はいないでしょう。

「筑西市」という答えも不適切です。

「つくば市」や「桜川市」など、筑西市以外の地域であればギリギリ許されるレベルです。

 

私はLilyっ子たちが茨城県に住んでいるということは知っていて、それを前提として尋ねているので、そのさきのもっと具体的な細かい地名を答えてくれないと会話が成り立たないのです。

 

 

 

理科の実験も、安全に行うことが前提です。

なので、その前提が答えになることはありません。

ガラス管を水槽から抜くことがどうして安全な実験につながるのか、どうして抜かないと危険なのか、そういったことを具体的に答えないとダメなのです。

 

 

でも、これでもある解答よりは全然良いと言えます。

ある解答とは「空欄」です。

何も書かないのと比べたら、大きな差です。

 

 

なんとかひねり出そうとするその姿勢はGOOD!

次は、正しい受け答えができるようになれば、もっと良いですね。

 

 

 

何を問われているのか。

その問の前提は何なのか。

それらを考えて答えることは、日常会話でも必要なことです。

 

受け答えのしっかりできる人になりましょう。

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