何かを始める時、形から入るタイプの人っていますよね。
ジョギングをするぞ!って思い立ったら、まずジャージを揃えるタイプ。
私はそれです。
テニス始めるって言って、ラケット持ってなかったらできないですもんね。
スノボだったら、レンタルでなんとかなりそうですけれど。
ジョギングなどなら、やる気になれば毎日でもできますから、用具を揃えたとして、それは結構活躍しそうな気がします。
でもスノボは回数が極端に少ないので、用具を揃える気がなくなります。
そんなふうに、形から入る私は「買ったのは良いけど最近使ってないなぁ」というものがいくつも出てきます。
そんな私が最近買ってしまったのは「読書のための道具」です。
本ではありません。答えはKindle。
読書に特化したタブレット型のデバイスです。
タブレットにもKindleアプリがあるので、Kindle本体はいらないと言われればそうなんですけれど……。
そう、小説などの、文字だけがメインの本が読みやすいデバイスなのです。
でも、一般的なタブレットよりだいぶ軽いですし、文字も読みやすいのは確かです。
目が疲れにくいのです。
最初、箱を開けた瞬間、Kindleの画面を見て「中に本物の紙が入ってる」と思いました。
それくらい実物の本の質感が再現されています。
e-inkっていうんですかね。
あの技術が凄いです。
でも、読書習慣がない私は、このデバイスを持て余しそう。
「それなら買ってから、読書習慣を付ければいいのだ」ということで買ってしまいました。
そして私が高校時代にヒットした「ソフィーの世界」という本を読んでみることにしました。
寝る前などにちょこちょこ読んで、1週間程度で読み終えました。
挫折することなく完走できたのは、自信になりました。
使ってみて思ったのは
- 軽くて良い
- 文字が読みやすくて良い
- バッテリーが長持ちするのが良い
といったところです。
寝る前の時間の有効活用にもちょうど良いので、次なる本を読みたいのですが……。
まあ、実物を買って手元にあるので、それを読めば良いっていう話なんですが、Kindleがあるならそっちのがいいんですよね。
実物は重いし、夜は電気がないと読めないし。
e-inkもカラーの技術があれば、教科書代わりになって、小学生の「ランドセルが重い問題」も解決しそうなんですけどね。
技術の進歩に期待したいと思います。
道具を揃えると、やってみる可能性が高くなるので、形から入るっていう入り口も良いと思います。
中学生も「参考書」「問題集」「筆記用具」などなど、勉強の形を揃える道具を欲しがると思いますが、ぜひ買ってあげてください。
たとえそれが3日坊主で終わるとしても。
形から入るのも楽じゃなさそうです。