誰かと話してみると、結構相手に望んでいることを思い知ったりしますよね。
結婚相手に望むことをさらけだすKYな会話
K:結婚相手に望むこと結構ある?
Y:ないよ。
K:嘘つけ。意識してないだけで、結構あるはずだよ。
Y:思い当たらないな。
K:じゃ、相手が青森で暮らしたいと言ったら、青森に行く?
Y:行かない。
K:ほら見ろ。それは「住む場所は実家の近く」って望んでるのと同じでしょ。
Y:そうかも。でも、他にはないよ。
K:じゃ、相手が変な宗教に入ってたら?
Y:それも嫌だな。
K:ほれ見ろ。
Y:仕方ないでしょ。
K:「何して遊ぶ?」って聞いたら「何でも良いよ」って言うから、「じゃ、ボーリングね」って言ったら、「えーっ」って言う奴みたいなだ。
Y:いやいや、質問が大げさなんだよ。変な宗教に入ってる人と出会う確率なんて低くいでしょ?そんな想定してないし、そういう人とは結婚したいと思う以前に、好きにならないと思う。
K:じゃ、綾瀬はるかがオウム真理教だったら?
Y:それはオーケー。
K:いいのかい。
Y:嘘だよ。
K:じゃ、結婚しても「付き合いでも飲み会に参加しちゃ駄目」っていう人だったら?
Y:それも駄目。
K:なんかいろいろ望むね。
Y:いやいや、これも結婚相手に望むっていうか、恋人にする時点で望んでるから、結婚相手どうこうの問題じゃない。
K:それもそうだね。
Y:結婚相手に絞った質問にしてくれ。
K:じゃ、「お風呂は絶対一緒に入らないといや」って言う人は?恋人の段階じゃ、そんな考えを確認する機会もあまりないでしょ。
Y:うーん。まぁ、それはそれで構わないかな。
K:親戚付き合いが出来ない人は?お正月とかお盆とか、必ず旅行に行きたがって、親戚と顔を合わせないとか。
Y:うーん。それは困るなぁ。
K:ね、やっぱり望んでるでしょ?
Y:いや、でも普通の人なら、それなりに親戚付き合いとかしてくれるんじゃないの?
K:そうだね。じゃ、料理が凄く下手だったり、「料理をしたことありません」って言う人は?
Y:今から練習すればオーケー。
K:じゃ、「家事をしたくない。あなたが沢山稼いで、家政婦雇って」くらいの上流階級もどきは?
Y:それは駄目。
K:ほれ見ろ。
Y:いやいや、そういう人はみんな駄目でしょ。俺は他の人よりは結婚相手に多くを望まないと思うよ。
K:何アピール?
Y:カモンアピール。
K:自分が相手に望んでることって、自分も相手に望まれることだよ。
Y:そうだろうね。
K:でも、君は相手に望まないからって、相手が君に望まないってことはないと思うよ。
Y:うん。
K:特に結婚に関しては、男性よりも女性の方がいろいろと望みを持ってそう。
Y:そう?
K:「頼りになる」「趣味が合う」「安定した収入」「健康」「おおらかさ」等など。ただ、住む場所に関しての望みは男性に比べると少ない。
Y:なるほど。俺、大丈夫だな。
K:すごい自信だな。
Y:嫁ぐって凄いよね。
K:そうだね。好きな人のためなら、生まれ育った場所からどんなに離れてもついて行っちゃうってのは簡単に真似できないね。
Y:うんうん。
K:それくらいの覚悟で来てるんだから、大切にしなきゃね。
Y:そうだね。
K:だからオイラも配偶者を大切にする気は満々なんだ。
Y:良いことだ。
K:ただ一つ問題が。
Y:何?
K:相手がいない。
Y:残念。
K:それに安定した収入も危うい。女性が男性に望むことをクリアできなくなってしまう。
Y:そこは頑張ろう。
K:でもさ、準備万端な人ほど、結婚できなくて、そうじゃない人ほど結婚できたりするよね。
Y:マーフィーの法則があるね。
K:そう考えたら、多少いい加減なくらいで良いね。
Y:そうだよ。
K:合コンとかで、相手にばっちり気合いれてこられても「あれ、こっちはジーンズにTシャツのラフな格好なんですけど」ってなったら、すれ違うしね。
Y:ばっちり過ぎると引かれることもあるね。
K:このまんまで良いか。
Y:良いよ。
K:じゃ、またね。
Y:ばいばい。