素直さの大事さを訴えるKYな会話

今日のKYな会話で4科という言葉がでてくるのは、中学受験の話だからです。

東京で塾講師として働いていた時期の話です。

振り返ってみると、懐かしいです。

会話にでてきた生徒、今はもう社会人ですね。

どんな人になっているのかなぁ。

 

素直さの大事さを訴えるKYな会話

K:やれって言われたことをすぐ出来るタイプ?

 

Y:何をやるかによる。

 

K:じゃ、勉強なら?

 

Y:何のためかがわからないなら、やらない。

 

K:じゃ、仕事で資格が必要になるから、その資格を取るための勉強をしろと言われたら?

 

Y:その時はやるんじゃないかな。

 

K:じゃ、部屋の掃除はどう?

 

Y:すぐには出来ないね。

 

K:そしたらいつ掃除するの?

 

Y:自分で、「掃除しなきゃな」って思ったら。

 

K:やれって言われたことをすぐに出来るかどうかってさ、その必要性を自分で感じるかどうかってことだよね。

 

Y:そうだね。

 

K:塾でもさ、生徒に勉強しろって言うけど、その通り勉強してくる子って多くないよね。

 

Y:うん。

 

K:でも、そこで、言われたことを本当に出来る子ってのは、将来性を感じるよね。

 

Y:そうだね。

 

K:「挨拶はきちんとしなさい」とか「寝る前に歯を磨きなさい」とかさ、言われたことをきちんと出来る子って、立派になる気がする。

 

Y:言われたことしか出来ない人になっちゃう可能性もあるんじゃない?

 

K:そこは基本と応用でさ。言われたことをやるという基本が出来てなきゃ、応用は出来ないと思うんだな。

 

Y:それもそうだね。

 

K:10ヶ月前、「勉強には素直さが大事だ」って言ったのね。先生に言われた通りのことをちゃんとしていれば、必ず学力がついてくるからって。勉強の必要性に疑問を感じても、まずは言われたことをそのままやってみなって。

 

Y:ほう。

 

K:それを素直に受け止めて、言われたことをやってきた子と、そうじゃない子の差が激しい。

 

Y:だろうね。

 

K:テストの成績が悪くて電話してきた保護者がいるんだけど、そういう親を持つ子に限って、のんびりしてたりするわけ。親が闘争心旺盛な分、子供はほんわかしてる。

 

Y:いるね、そういう親子。

 

K:で、その保護者に「じゃ、次回は全教科で偏差値60以上取らなければ、塾をやめさせると伝えましょう」と言って、その子にそれを伝えたのね。

 

Y:ハードだね。

 

K:テスト当日、国語の時間が終わったときにこっちにきて、「失敗しちゃった。どうしよう。60越えられない」って青くなって言ってた。

 

Y:あらら。

 

K:「もう終わったことを気にしても点数は変わらないから、それなら国語以外の教科を頑張って、全教科で60以上取れるようにしな。そしたら先生からも、お母さんに言ってあげるから」って応援したのね。

 

Y:うん。

 

K:そしたら、その子は本当に4科で60以上取ってきた。62だったかな。

 

Y:すごいね。

 

K:後日お母さんに電話してみたんだけど、その子は60以下になったら本当に辞めさせられると思ってたらしい。テストの前の日は緊張で震えてたって。

 

Y:かわいそうに。

 

K:それで、テストの結果を持って帰ってきたときに「国語が駄目だったけど、他が良かったから許してくれた」って言ってたらしい。

 

Y:へー。

 

K:許すも何も、その条件、本当はお母さんの意向なんですが…。

 

Y:君がスパルタ先生みたいになってるね。

 

K:そうなんだよね。でもまぁいいかと。その子は、先生から言われたことを素直に受け止めたから、この結果が生まれたんだなって思った。

 

Y:そうだね。

 

K:人の言うことを何でも鵜呑みにするのは良くないかもしれないけど、勉強に関して言えば、素直に飲み込むのって必要だよね。

 

Y:そうだね。

 

K:あとは「船頭多くして船山に登る」にならなければ良い。

 

Y:どういうこと?

 

K:指導者が複数いた場合、一人は「宿題はその日のうちにやれ」と言って、もう一人は「勉強は朝やれ」と言ったりさ。「暗記するんじゃなくて、理解しなきゃ駄目」「理解しなくてもいいから、暗記しろ」といったりさ。

 

Y:逆のこととか言われると、どうしたらいいか分からなくなっちゃうってことね。

 

K:そういうこと。社長と課長の言ってることが違かったら、どっちの言うことをきけば良いかわからなくなるのと同じ。

 

Y:なるほど。その時は、自分との距離が近いほうの言うことを聞きそうだけどね。

 

K:ま、人それぞれだね。とにかく、相手の言ったことを素直に受け入れる素直さがある人は強いってことで。

 

Y:素直になろう。

 

K:じゃ、またね。

 

Y:ばいばい。

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