親もレベルアップ

娘の小春(4歳)は好奇心旺盛で、教えるとなんでも吸収していきます。

ついこの前、枕草子が言えるようになったかと思ったら、もう”雨ニモマケズ”も言えるようになりました。

 

教える側である私も当然言えないといけないので、私も覚えました。

 

「平家物語」

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす

驕れる者は久しからず
ただ春の夜の夢の如し
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ

 

最初はここまででした。

次に枕草子。

 

「枕草子」清少納言

春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。
月のころはさらなり。
やみもなほ、蛍の多くとびちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて 行くもをかし。
雨など降るもをかし。

秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

冬はつとめて。
雪の降りたるはいふべきにもあらず。
霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるく ゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。

 

そして、雨ニモマケズ。

「雨ニモマケズ」宮沢賢治

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだを持ち
欲は無く
決して瞋からず

何時も静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を自分を勘定に入れずに
良く見聞きし判り
そして忘れず

野原の松の林の影の
小さな萱葺きの小屋に居て
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を背負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくても良いと言い
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い

日照りのときは涙を流し
寒さの夏はオロオロ歩き
皆にデクノボーと呼ばれ
誉められもせず
苦にもされず
そういう者に
私はなりたい

 

書いてみると、結構長いですね。

 

枕草子は、中学時代に暗記させられた記憶があります。

教科書の映像がうっすらと記憶に残っています。

清水
見開きのページで、左側に大きな画像があって、夏や秋の段が下の方に追いやられて改行が多かった
友人Y
よくそんなの覚えてるね

 

 

暗記をするとき、私はこうやって映像で覚えている気がします。

それで改行の位置などを覚えているのです。

 

しかし、娘はひらがなしか読めないので、暗記をするときは私の声を聞いて、それを真似するだけです。

つまり音として認識しているだけでしょう。

それだけで覚えるのはすごいですね。

友人Y

でも、歌とかってそんなもんじゃない?

清水
言われてみれば確かに、歌詞とか文字を映像で見ずに覚えるね。

 

 

 

5枚のトランプを用意して、まずは数字を見せます。

そしてそのまま裏返し、「3はどこにあるでしょう?」と問うと、ちゃんとそれを引き当てます。

これはたぶん映像で記憶しているのでしょう。

 

そう考えると、4歳児は映像でも記憶できるってことですね。

 

 

あらゆる感覚を駆使して覚える子供。

意識しなくても、いろんなことをどんどん覚えていくのでしょう。

 

 

対して、意識しないと覚えられない大人の私。

 

 

暗記量で逆転されるのも、そう遠くない未来かもしれません。

 

娘の成長に付き合っていたら、親もレベルアップできるはず。

これからも負けないように、私も成長しないと。

 

友人Y
がんばれ、おっさん

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