今日のKYな会話は結婚願望についてです。
私は結婚願望あったんですね。
今はそれが叶ってるってことなので、良かったです。
こうやって文字に残しておくと、当時何を考えていたかがわかって面白いですね。
結婚願望をのぞかせるKYな会話
K:結婚願望ある?
Y:ないけどある。
K:なんだって?
Y:あるけどない。
K:どっちやねん。
Y:ないと言えば嘘になるけど、あると言うほどあるわけでもない。
K:30歳過ぎてからで良いんだっけ?
Y:うん。
K:まぁ、他人の人生観に口出しする気はないけどね。オイラはこう見えて結婚願望ありありです。
Y:意外だね。
K:だから「こう見えて」って言ったでしょ。オイラはたぶん結婚願望はないように見られてるだろうなと自覚してます。
Y:へー。じゃ実際はあるの?
K:あるってばよ。高校生の頃からずっと結婚願望を抱き続けてるよ。
Y:なんで結婚しないの?
K:一人じゃ出来ないでしょ。
Y:なんで結婚しなかったの?
K:なんでだろう。願望は結婚だけじゃないからね。
Y:へー。
K:結婚願望が飛びぬけてたら、結婚してたかもしれない。でも、そうじゃなかったってことじゃないかな。
Y:なるほどね。
K:結婚したいって言ってもさ、相手ありきでしょ?
Y:一人じゃ出来ないしね。
K:「この人と結婚したい」って思って、結婚するわけでしょ?
Y:そうだね。
K:「結婚したい」と思って、相手を探すわけじゃないよね?
Y:でも、お見合いとかはそうじゃないの?
K:お見合いって言っても、合コンの延長みたいなもんでしょ。単なる出会いの場であって、その後好きになれるかどうかが結婚するかどうかってわけだし。
Y:そうだね。
K:お見合いって、形で決められた気がしちゃうけど、よくよく考えみたら、感情が伴わなきゃ結婚しないよね。何十年も昔ならどうだかはわからないけど。
Y:感情がなきゃ結婚しないってのはあるね。いくら外見とか年収が良くても、好きになれなきゃ一緒に生活するなんて無理だろうし。
K:「この人と結婚したい」と思ったとしても、自分だけがそう思ってたって出来ないよね。
Y:そうだね。
K:二人のタイミングが一致するってのは、案外ないもんだよ。
Y:ふーん。
K:あとは、結婚したいと思う相手と巡りあっていたとしても、いざ結婚しようとすると、かならずブレーキがかかる。
Y:わからなくもない。
K:そうこうしてるうちに、別れる要素が出てきちゃって、別れちゃう。
Y:で、今があると。
K:そう。独身貴族です。と言っても、お金はないけどね。
Y:残念な貴族だね。
K:思うんだけどさ、どんなに「この人と結婚したい」と思っていても、いざ結婚しようとすると、ためらいが生じるのは、人間なら当然のことなんじゃないだろうか。
Y:なんで?
K:「立ち止まって考える」っていうのは、本能レベルでしてるんじゃないかな。
Y:ほう。
K:それまで当たり前だと思ってたことを、一度疑問に思う瞬間ってあるでしょ?
Y:例えば?
K:「俺はこのまま仕事を続けていいのか?」とか。
Y:「目玉焼きには醤油でいいのか?」とか?
K:そうやって疑問符を投げかけて、「それでいい」「それがいい」って答えを導き出して、納得させる。
Y:あるね。
K:逆に言うと、マリッジブルーにならずに勢いで結婚しちゃう方が危ないってことだね。
Y:そうかもね。
K:判子だけ押して、念を押さずに結婚しちゃうってことだもんね、勢いって。
Y:上手いこと言うね。
K:で、そんなふうにブレーキをかけている瞬間に、結婚願望以外の願望が出てきて、「まだまだ慌てるよーな時間じゃない」って思うわけ。
Y:仙道君が登場するわけだね。
K:彼がいなければ、俺は結婚していたかもしれない。
Y:誰と?
K:……いや、結婚してなかったな。
Y:してないんかい。
K:結局、今の現実は訪れるべくして訪れたということだね。
Y:そうだね。
K:28歳にもなると、結婚話も現実味を帯びてくるねぇ。
Y:そうだね。恋愛話よりも結婚話の方が多いかもね。
K:ということで、うちらにとって旬なこのネタはまだまだ続きます。次回はいつだかわからないけどね。
Y:あいよ。
K:じゃ、またね。
Y:ばいばい。