今日の午後は、庭のお手入れ。
娘たちも手伝ってくれました。
日和の手はススワタリを捕まえたメイちゃんの手と同じくらい真っ黒に。
それを服で払うものだから、服も真っ黒に。
こりゃあ、お母さんに叱られるぞ~。
元気に育ってくれてるので良しとしましょう。
外に出る大切さを訴えるKYな会話
K:人は積極的に外へ出るべきだよね。
Y:ニートらしくないね。
K:人をニート呼ばわりしないで貰いたい。
Y:なんで外に出るべきだと?
K:あのね、一人でいると、物事が先に進まなくなる。
Y:どういうこと?
K:この前、同級生の女性と食事をしました。
Y:知ってるよ。
K:実はその前々日、元カノと会ったんだよ。
Y:なんで?
K:共通の友人が東京に来たから、それで集まった。
Y:へー。
K:オイラの仕事後だったから、1時間くらい飲んですぐ解散になったんだけどね。
Y:ほう。
K:その後、やっぱりいろいろ考えちゃうわけです。
Y:ヨリを戻したいとか?
K:いや、そうは思わないけど。付き合ってる時とか、別れる時とか、どんなだったっけなと。
Y:ほう。
K:でも、その翌々日に、同級生の女性と会った。
Y:うん。
K:今度はその後は、同級生の女性のことを考えてる。
Y:恋か?
K:いや、そういうのでもない。昔のことを思い出したり、その子の恋愛のことを考えたり、とにかくいろいろ考える。
Y:へー。
K:たぶんね、明日あたりにまた別の人と遊べば、今度はその人のことを考えると思う。
Y:そうかな。
K:なんかね、人ってのは、新しいことが起こると、古いものをどんどん忘れていくというか、頭の隅っこに追いやってしまうんじゃないかと。
Y:それはあるかもね。
K:もし、同級生に会ってなければ、オイラは今も元カノのことを考えていたかもしれない。
Y:そうだね。
K:考えてたとしても、具体的にアクションを起こすわけじゃないから、頭の中でぐるぐる回るだけ。先に進めない。
Y:そういうことね。
K:人は日々新しい刺激に触れて、毎日リセットしなきゃ、腐ってしまうんじゃないかと。
Y:ニートに聞かせたい言葉だね。
K:刺激のない毎日を過ごしていると、時間の流れに気付けなくて、いざ気付いた時は多くの時間が過ぎ去っていたって状況になってるに違いない。
Y:そうだね。
K:今思うと、元カノのあとにすぐ同級生に会ったってのは、計られたタイミングだった気がする。
Y:元カノのことをいつまでも考えるな、ということなのかもね。
K:そうだね。そして、新たな恋をしろということだね。
Y:まじで!?
K:冗談。
Y:なんだ、つまんないの。
K:なんだかんだ言って、同級生の女性のことを考えるのも束の間、仕事に行ったら行ったで、受験生のことで頭を悩ませる毎日に戻ってしまいました。
Y:熱心だね。
K:帰りの電車では生徒のことで頭一杯。これは仕事をまっとうしろという神様のメッセージに違いない。
Y:じゃ、そうしてくれ。
K:オイラの話はもう良いとして、なんかそういう話ないの?報告すべき事柄、起きてない?
Y:よくぞ聞いてくれた。
K:マジで!?何なに?
Y:高橋名人の冒険島、クリアしたよ。
K:そうか……。おめでとう。
Y:いやいや、大事なんだよ。
K:どこらへんが大事なの、そんなテレビゲームの。
Y:今年の抱負の一つだったからね。達成できて良かった。
K:そりゃ良かった……。
Y:でしょ。
K:やっぱり人は外に出なきゃ駄目なんだと、たった今痛感したよ。
Y:ニートは駄目だね。
K:そうだね。君の口からその台詞が聞けるとは思わなかったよ。
Y:そう?
K:じゃ、またね。
Y:ばいばい。