ポーションを値踏みするKYな会話

今日は中3で一度卒業したLilyっ子が、高校部で復活しました。

Lilyには卒業生のみ高校生を受け入れるという風習があるのです。

久しぶりに会いましたが、中身は中学生のまま(笑)

これから頑張ってもらいたいと思います。

 

 

ポーションを値踏みするKYな会話

 

K:ポーションが発売されました。

 

Y:早速飲んだでしょ。

 

K:なんでわかる?

 

Y:そういうの好きそうだもん。で、どうだった?

 

K:感想の前に、ポーションの予備知識のない方に説明します。ポーションとはスクウェアエニックスの人気ゲーム『ファイナルファンタジー』に出てくる回復アイテムです。

 

Y:『FF』って言われてるゲームね。ポーションは他のゲームでも出てくるけどね。

 

K:ゲームの序盤で、まだ魔法が使えない頃の回復薬として、とても重宝します。

 

Y:回復量が少ないから、すぐ役に立たなくなっちゃうけどね。

 

K:この、ゲームの世界のポーションが現実世界で販売されたという衝撃!男のロマン!

 

Y:一度くらいは飲んでみたいって思うね。

 

K:ポーションを知ってる人は興奮せずにはいられないのです!しかも200円!どうせなら、200ギルで売って欲しかった!

 

Y:ゲームの中でしか流通してない通貨じゃ無理だよ。しかも、200円ってちょっと高いし。

 

K:その高さが、回復の信憑性を高めるのだ!リポビタンDとかだって、高いから信頼できる。あれが50円くらいで売ってたら、飲んでも効果ない気がしちゃうでしょ?

 

Y:値段の印象ってのは大きいね。でも缶ジュースで200円はなぁ・・・。

 

K:缶ジュース言うな。ポーションだよ、ポーション!!

 

Y:テンション高くてうっとうしいな。で、どうだったの?

 

K:いや、味はとくに…。普通…。

 

Y:へー。回復した?

 

K:いや、あんまり、そういう感じは……。

 

Y:テンションがた落ちだね。

 

K:騙されたのか?俺は騙されたのか?

 

Y:普通にジュースとして飲めばいいじゃん。

 

K:それだと200円は高い。

 

Y:じゃ、回復してると思い込めば?

 

K:元気なときに、お弁当時の飲み物として飲んじゃったから、回復したかどうかもわからん。

 

Y:回復したんだよ。

 

K:お弁当のせいかもしれないじゃん。トルネコはネネのお弁当で回復するし。売ったら10Gにしかならないお弁当でさ。

 

Y:じゃ、もう一本買えば?

 

K:200円だしな~。

 

Y:男のロマンなんでしょ?

 

K:男のロマンは買うものじゃない。

 

Y:なんだかなぁ。

 

K:やっぱり値段ってさ、その商品を判断するのに大きな要素になるよね。

 

Y:そうだね。

 

K:化粧品が高いのも、安けりゃ安いで売れないかららしいよ。

 

Y:へー。

 

K:ここに「育毛剤A:2,000円」と「育毛剤B:8,350円」があります。効果ありそうなのは?

 

Y:育毛剤B。

 

K:こんな風に、値段が信頼性を高めるといっても過言ではない。

 

Y:うん。

 

K:しかも、8,350円という値段。10円単位まで出すあたりが、「ちゃんと計算した上での定価です」ってアピールしている。

 

Y:2,000円だと、丼勘定って感じがするかもね。

 

K:やっぱりさ、高いものの方が大切にされるよね。

 

Y:そりゃそうだろうね。

 

K:「紙を無駄にするな」ってオフィスのコピー機に貼るよりも、紙一枚200円とかにしちゃえば、紙はもっと大切にされるし、紙を使わない社会になるよね。

 

Y:そうだろうね。

 

K:本気で森林を守りたいのなら、それくらいするべきだよね。そうしないあたりが、本気じゃないんだろうなって感じる。

 

Y:商業のバランスが崩れると、それはそれで大変だからね。

 

K:紙ナプキンにサインを求められるのを嫌う有名人が多いのも頷けるよね。

 

Y:なんで?

 

K:だって、ぜったい大切にしなそうだもん。

 

Y:わかんないじゃん。額縁に飾る人もいるかもしれないでしょ。

 

K:その確率は限りなく低いね。もしそんなことするような人ならば、サイン色紙を携帯しとくとか、もっと違った作戦を立ててるはず。

 

Y:確かに。

 

K:ただであげたサインなんて、すぐに捨てられちゃうって思うのは当然だよ。

 

Y:そう?飲食店とかで、サインがちゃんと並んでたりするじゃん。

 

K:それは例外。いっそ、サインも有料にすればいいんだよ。お金を出して手にしたものは大事にするだろうし。

 

Y:サインを求めて、お金を請求されたら、その人の好感度が下がっちゃうよ。

 

K:それくらいで冷めるなら、最初からファンなんてやめちまえ。AKB48のおっかけなんて、そんな仕打ちされたって追い続けるぞ。ファンの鏡として見習え。

 

Y:あんまり見習いたくないな。

 

K:もうこの際、全てのことに値段をつけよう。そしたら、公平になる。

 

Y:そうかな。

 

K:洗濯物を裏返す作業、50円。

 

Y:なにそれ?

 

K:服を脱ぐとき、裏返したままにすると洗濯する人に怒られない?

 

Y:あぁ、それね。

 

K:それを元に戻すの、なんてことないけど、毎日やってると結構ストレス溜まる作業。だからそれも値段をつける。

 

Y:50円払うくらいなら、自分でやろうって思うね。

 

K:それが狙い。

 

Y:なるほど。

 

K:「おーい、母さん、お茶」ってうっかり頼んでしまうと「はい、50円ね」って請求される。

 

Y:嫌な夫婦だな。

 

K:掃除機かけるのも1回300円。そうやって、全てに値段をつける。そうすると、旦那さんが外で働いてても、奥さんは家の中でそれなりの仕事をしてるから、対等でいられる。

 

Y:ほう。

 

K:「お前は俺が外で汗水流して働いてるときに、家でゴロゴロしながらテレビ観てるだけだろ?」「よく言うわね。掃除、洗濯、食事作り、子供の送り迎え、全部で8,000円よ。あなた、日給にするといくらだっけ?」「ごめんなさい」これで一件落着。

 

Y:やっぱり嫌な夫婦だな。

 

K:家事は値段がつけられないから、それをしてくれるありがたさを実感しにくいってだけで、とても大切なものなの。

 

Y:そうだね。

 

K:それを数字で実感してみるのも面白いと思うよ。ありがたみも出ると思うし。

 

Y:数値化好きだよね。

 

K:親が自分を育ててくれた恩を数値化してみると、物凄いことになる。

 

Y:高いね。

 

K:軽く億は越えるね。

 

Y:だろうね。

 

K:それを現金で返そうとしてみな。とても大変だ。

 

Y:そうだね。

 

K:「お返しなんていらないよ」って言いながら、億以上の行為をさらっとしている両親って、とんでもない大物じゃないだろうか。

 

Y:そう思えるってのは素晴らしいことだね。

 

K:これもやっぱり数値化のおかげ。

 

Y:でも、数値化すると逆の場合、ケンカの種になりそうだね。

 

K:逆って?

 

Y:安い働きしかしなかったとき。

 

K:奥さんが600円分の働きをしてなかったとか?

 

Y:そう。

 

K:「お前、俺が外で汗水たらして働いてきたのに、家事代600円って・・・。一体どういうことだ!」

 

Y:旦那さんブチきれるのも当然かもね。

 

K:「ごめんなさい。掃除機がけしてたら、急に眠気に襲われて、さっき起きたばっかりなの」

 

Y:とんでもない理由だな。

 

K:「それなら仕方ないな」

 

Y:旦那さん、心広い。

 

K:「あなたは今日の働きはいくら?」「いや、俺も今日は、仕事始まった一時間後に具合悪くなっちゃってさ。ずっと休んでたから、600円分しか働いてないよ」

 

Y:ダメダメじゃん。

 

K:「じゃあ仕方ないわね」

 

Y:奥さんも寛容だ。

 

K:「仕方ない、今日は踊ろうか」「そうね、そうしましょう」

 

Y:なぜそうなる。

 

K:「はははは」「うふふふふ」

 

Y:でも、幸せそうだな。

 

K:「楽しかったけど、疲れたね。ポーションでも買いに行こうか」「そうね。大人のダース買いしちゃいましょ」「二人で1,200円しかないから、ダース買いは無理だなぁ」「それもそうね、うふふ」

 

Y:バカ夫婦。

 

K:ポーションが100円だったら、ダース買い出来たんだよ。やっぱり、ポーション200円は高いね。

 

Y:そうだね。

 

K:じゃ、またね。

 

Y:ばいばい。

 

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通塾生の学力向上を第一に考え、行動します。

Lilyのブログを毎日更新します。

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