敬遠を認めたくないKYな会話

入室テスト、今回は最初なので簡単な英単語を書かせるだけなんですが……。

それでも入室できない中学2年生が多数。

友人Y

入れないのは2年生だけなの?

清水
うん

 

1年生と3年生はちゃんと対策をしているのか、一発合格が多いです。

2年生も一発合格する子はもちろん何人もいますが、ひっかかる子も多いのです。

中だるみと言われるゆえんですかね〜。

 

友人Y
不合格だったらどうするの?
清水
テストの単語を覚えるまでは教室には入れない
友人Y
そのまま覚えられずに迎えの時間が来たら?
清水
教室に入ることなく帰ることになるね

 

入室テストに合格できずに、教室に入ることなく帰った場合はもちろんその旨を保護者にLINEでお伝えします。

 

清水
現状報告は義務

 

次回は一発合格してもらいたいものです。

 

敬遠を認めたくないKYな会話

 

K:高校野球見るの好きだったよね?

 

Y:本当に甲子園に行こうと思ったくらいだからね。

 

K:野球部だったっけ?

 

Y:バスケ部。

 

K:バスケならインターハイを目指すんじゃないの?

 

Y:いや、観客として甲子園に行こうと思ったってこと。

 

K:紛らわしいやつだな。

 

Y:観客としてだけど甲子園に行こうと思ったのは本当だもん。

 

K:甲子園で思い出すことといえば、ゴジラ松井の5打席連続敬遠だよね。

 

Y:あーあったねぇ。

 

K:敬遠ってさ、しちゃ駄目なもの?

 

Y:敬遠だって立派な作戦でしょ。

 

K:敬遠を説明しようとすると、「バッターとの勝負を避けること」ってなっちゃうよね?

 

Y:まぁそうだね。

 

K:だからこそ「そこまでして勝ちたいのか」とか「俺達は純粋な力と力の勝負が見たいんだ」っていう批判も出てくるよね。

 

Y:仕方ないね。

 

K:敬遠させてるのは誰かと考えてみた。

 

Y:監督でしょ?

 

K:それは短絡的だよ。確かに指示してるのは監督かもしれない。でも、監督だって、そうしたくて敬遠の指示を出してないかもしれない。

 

Y:そしたら誰が敬遠させてるの?

 

K:うちらさ。

 

Y:は?

 

K:見ている人が、敬遠させてるんだよ。

 

Y:大抵の人は「敬遠しないで勝負しろ」って思って見てるんじゃないの?

 

K:じゃ、順を追って説明しよう。

 

Y:うん。

 

K:高校野球では監督が絶対的な権限を持ってる。監督の指示に逆らうことはまず許されない。

 

Y:そうだろうね。

 

K:その監督も、学校に雇われてる。つまり給料を貰ってるわけ。

 

Y:うん。

 

K:私立の学校経営者は当然利益を上げたいと思っていて、そのために知名度や好感度を上げようとする。学校にとっては利益=生徒数ね。

 

Y:うん。

 

K:生徒数を増やすのが私立校の命題。そのためには人気のある学校にしなくてはいけない。

 

Y:そうだろうね。

 

K:そのために進学実績を上げたりするわけ。

 

Y:うん。

 

K:人気を得るのに手っ取り早いのが甲子園。他のスポーツより群を抜いて、知名度を上げられる。

 

Y:高校野球人気はすごいからね。

 

K:まずは甲子園に名を連ねることで、地元での集客率アップを狙う。

 

Y:生徒を客というのも何か嫌だけど、まぁいいか。

 

K:集客のためにも甲子園に行かなきゃいけない。そして、行ったら行ったで勝たなきゃいけない。

 

Y:ベスト8くらいじゃすぐ忘れられちゃうしね。

 

K:そこで経営者は監督に指示を出す。「どんな手を使ってでも勝て」と。

 

Y:ありえそうな話だね。

 

K:監督だって、選手が勝負したいのを知っていながら、敬遠の指示を出す。

 

Y:むぅ。

 

K:結局そうやって勝ったとして、知名度が上がり、それに伴って集客数も増えたとしよう。

 

Y:うん。

 

K:学校経営者は、これで良かったと思うわけだ。

 

Y:だろうね。

 

K:つまり、甲子園の結果が良ければ、その学校に行こうとする人が増えるせいで、敬遠はなくならない、と。

 

Y:でも自分が通う高校なら、有名な方が嬉しくない?

 

K:そういう輩が敬遠を助長してるんだってば。

 

Y:だって俺は敬遠が悪いとは思ってないし。

 

K:もし、そこで敬遠を悪とする社会になったとしよう。いや、それよりも「真剣勝負を評価する社会」と言った方がいいかな。

 

Y:うん。

 

K:当たればホームランになりそうな松井や、高校での打率が7割もあるイチローのような超高校級の選手に対してでも真剣勝負をして、それで打たれて負けたとしても、その姿勢を評価する社会になったとしよう。

 

Y:うん。

 

K:もし敬遠でもしようものなら、例えその試合に勝ったとしても、受験生が一気に減るっていう惨状になれば、学校経営者も考え方が変わると思う。

 

Y:そうかもね。

 

K:真剣勝負をしたとしたら、負けても、志願者がたくさん出てくるとなったら、経営者は監督に敬遠の指示は出させないと思う。

 

Y:うんうん。

 

K:つまり、学校経営者を動かすのは、受験生ひいては視聴者一人一人なんだよ。

 

Y:なるほどね。

 

K:「甲子園行ってるし有名だから受けてみよう」なんて考えで人が集まるから、敬遠はなくならないのであって。

 

Y:でも甲子園に行ってるからっていう理由で高校受験するか?

 

K:君のように、観客としてでも甲子園に行きたいと思っている人は受験するんじゃないかな。

 

Y:するかも。

 

K:そういう人も「敬遠するなら受験しない」というスタンスを明示して、敬遠をなくす運動をすればいい。

 

Y:そうだね。敬遠がなくなった方が見ていて面白いしね。

 

K:でしょ?敬遠してでも勝って欲しいと思ってるのは、学校関係者くらいで、大抵の視聴者は「高校野球では真剣勝負が見たい」って思ってるんじゃない?

 

Y:8割くらいがそう思ってるんじゃない?

 

K:プロ野球でもそうだよね。やっぱり後ろにいるスポンサーなんかが、絶対勝てといわんばかりにプレッシャーをかけるから、真剣勝負の前に勝利を優先させるようになっちゃう。

 

Y:そうだね。

 

K:メジャーへの流出を危惧する前に、視聴者が本当に望むことを叶えて欲しいよね。

 

Y:うん。

 

K:だから、敬遠して手に入れた優勝セールは、誰も買いに行かないっていう世の中になればいいのにね。

 

Y:野球知らない人は「安くなればなんだって良い」って思ってるだろうから、無理でしょ。

 

K:敬遠を支持する人なんて、2割もいないだろうに。自分の出身校が甲子園で戦ってるならともかく、そうじゃないチームの対戦とか見る場合は、敬遠なんてしないで欲しいよね。

 

Y:ずいぶん勝手な意見だけど、俺もそう思う。

 

K:オイラなら地元の高校が甲子園に行くかどうかの瀬戸際だったとしても、真剣勝負をして欲しいし、それで敗れたとしても、よくやったって言いたいよ。

 

Y:そうだね。

 

K:勝つことより、立ち向かう姿勢を褒めるべきだよね。

 

Y:そうなって欲しいね。

 

K:選手達だって、後味悪い勝利より、当たって砕けた方が良い思い出になるじゃんね。

 

Y:うん。

 

K:真剣勝負で自分達を負かした相手になら「絶対優勝してくれよ」って言えるけど、そうじゃない相手にはそんなスポーツマンシップは無理だよね。

 

Y:そうだね。

 

K:選手だって観客だって視聴者だって、皆が望んでるのに、大人の事情で敬遠はなくせない。

 

Y:敬遠したとしてもさ、本当にそれが勝った理由かどうかわからないし、記憶からなくなっていくからさ。松井のは例外だけど。

 

K:記憶をなくして、どこどこの高校が優勝したっていう記録だけが残る。結局、そこに敬遠があったことなんて、後に誰も忘れてしまう。それなら、甲子園に行ったとか、甲子園で優勝したとかいう輝かしい記録だけでも手に入れた方が良い。

 

Y:そう思うだろうね。

 

K:確かに、高校を紹介するとき「何年前に甲子園行きましたからね。スポーツにも力を入れてますし、何より有名ですよね」なんて言うからね。

 

Y:敬遠をなくすのは無理なんじゃない?

 

K:そうか。じゃあ、もう甲子園も見ない。

 

Y:そんなこと言っても結局見るでしょ?

 

K:うん。それで、敬遠してたら文句言う。

 

Y:文句言いながら見るなら、見なきゃいいのに。

 

K:その台詞、「渡る世間は鬼ばかり」の視聴者に言ってやって。

 

Y:敬遠も作戦の一つだから、悪いわけじゃないんだけどなぁ。

 

K:そういう玄人にしかわらかない良さみたいなのが、大半の素人客を置いてけぼりにし、ひいては野球衰退に繋がっちゃうよ。

 

Y:そうかもね。でもなんで敬遠の話になったの?

 

K:ファミスタで、イチローを敬遠されて負けたのを思い出したから。

 

Y:負けた理由はそれだけじゃないんじゃないの?

 

K:敬遠で負けたと思いたいの。

 

Y:頑張れ。

 

K:ゲームの中ではせめて敬遠はなしにしようぜ。

 

Y:俺はしないよ?するとしたら、弱い方の君でしょう?

 

K:オイラもしないよ。手元がすべって四球になってるだけだよ。

 

Y:それを敬遠というんだよ。

 

K:そう言われたら、スラッガー相手にストライクしか投げられなくなっちゃう。

 

Y:どの道打たれるんだから、いいじゃん。

 

K:そっちは毎日ファミスタで素振りの練習してるからずるいんだよ。

 

Y:してないし。

 

K:してないの?ならいいや。でもそれならなんで、君に勝てないんだろう。

 

Y:君が弱いからでしょ。

 

K:じゃ、また明日。

 

Y:ばいばい。

>学習塾Lilyの方針

学習塾Lilyの方針

通塾生の学力向上を第一に考え、行動します。

Lilyのブログを毎日更新します。

CTR IMG