向上するためのKYな会話

春期講習明けから再開した入室テスト。

中学1年生のテストは「1〜10を英語で書く」という簡単なものです。

でも、中学1年生にとってはそれが簡単ではないようで、ちょっとしたプレッシャーになっていたようです。

 

「入室テストで合格できなかったらどうしよう」

そんな声が聞こえて来ましたが、今日来た中学1年生は無事全員が一発合格で入室できました。

不安があっただけに、ちゃんと練習してくれたようですね。

 

全員が一発合格できたら次の範囲に進みます。

今年の中学1年生は、どんどん英単語テストが更新されていきそうですね。

 

 

向上するためのKYな会話

 

K:人は思い通りにすることに楽しみを感じるものです。

 

Y:はい。

 

K:前回は、「日常の中にも『思い通り』を見つければ、日常が楽しくなる」というお話でした。

 

Y:はい。

 

K:ここに「領収書に自社のはんこを押す仕事」があります。

 

Y:はい。

 

K:一人は「思い通りの位置にはんこを押す」ことを心がけるAさん。もう一人は、「こんなつまらない仕事はさっさと終わらそう」と思っているBさんです。

 

Y:はい。

 

K:早く終わるのはどっちだと思う?

 

Y:Bさん。適当にササッと終わらせそう。

 

K:じゃ、出来上がった領収書で、綺麗なのは?

 

Y:Aさんの方。

 

K:皆が使いたがるのは?

 

Y:Aさんの領収書。

 

K:仕事を楽しそうにしてるのは?

 

Y:Aさん。

 

K:評価が高いのは?

 

Y:Aさん。

 

K:以上の結果となりました。

 

Y:はい。

 

K:最初は確かにBさんの方が早く終わらせられるかもしれない。でも、Aさんはそのうち速くなって、スピードでもBさんに勝るようになる。

 

Y:だろうね。

 

K:Aさんは「領収書にはんこを押す仕事」という、誰にでも出来るようなつまらない仕事を楽しんだ。もしかしたら、ずっとこれをやってても良いって思うかもしれない。

 

Y:楽しいのなら、そう思うかもね。

 

K:でも、この仕事っぷりは、必ず評価される。結果はあとからついてくるから。

 

Y:うん。

 

K:Bさんは「こんなつまららない仕事より、もっと難しい仕事下さい」って思ってたかもしれない。この台詞を聞くと、Bさんの方が向上心があるようにも思える。

 

Y:そうだね。

 

K:でも、実際に上に行くのはAさんだと思う。

 

Y:うん。

 

K:Aさんは「思い通りの位置に、思い通りのスピードで押すためにはどうしたらいいか」を考えるから、効率が上がる。

 

Y:そうだね。

 

K:差がつくのって、そういう誰にでも出来ることをきちんと出来るかどうかってことでしょ。

 

Y:そうだね。挨拶とかね。

 

K:仕事ぶりが評価されて、Aさんに別の仕事が回ってきたとする。

 

Y:うん。

 

K:Aさんは「領収書にはんこを押す仕事」が楽しいからって、別の仕事を断るようなことはしない。なぜなら、別の仕事でも楽しみを見出せるから。

 

Y:ほう。

 

K:こういう人ほど、向上していくのではないだろうか。

 

Y:そうだね。

 

K:「こんな誰だって出来る仕事に熱くなれない」なんて愚痴ってばかりの奴が言う「向上心」ってのは薄っぺらいもんだと思う。

 

Y:うん。

 

K:上に行きたいっていう欲を見れば、Bさんの方があるのかもしれないけど、それを向上心があるというのは違う気がする。

 

Y:でも、Aさんは「上に行きたい」って言わなかったとしたら、向上心がないっていう風に映っちゃわない?

 

K:そうだね。

 

Y:そしたら、人事の昇進会議があったとして、不利になっちゃわない?

 

K:んー。ならないと思うよ。

 

Y:なんで?

 

K:向上心ってのはさ、一般的に「上へ行きたいです」っていう思いを抱いてるってことを指すでしょ?

 

Y:そうだね。

 

K:そういう人が評価されがちだよね?

 

Y:うん。「今のままでいいです」なんて言ってる人は意欲がないって思うよ。

 

K:なんでそういう人が評価されるかというと「上へ行きたいという意志があるなら、目の前の仕事を頑張ってくれるだろう」って思うから。

 

Y:ほう。

 

K:「上へ行ったら、力を発揮してくれるだろう」じゃないよ?あくまで、目の前の仕事を頑張ってくれるってことを期待してるわけ。

 

Y:うん。

 

K:つまり、与えられた仕事を全力でこなそうとしてるかどうか、ってことを見てると思う。「甲子園行きたいのなら、普段の厳しい練習にもついてくるだろう」って感じでね。

 

Y:うん。

 

K:つまりは、普段の練習に耐える意志はあるか、その意志確認のために聞いてるようなもんだと思う。

 

Y:なるほど。確かに「甲子園」を目標に掲げてるなら、毎日頑張る気があるって思うよね。

 

K:で、フタをあけてみりゃBさんの態度。これは口だけだって思われても仕方ないね。

 

Y:そうだね。

 

K:評価されるのは、目の前の仕事を楽しんでるAさんになる。そして、上へいくのもね。

 

Y:うん。

 

K:昇進なんて、自分の意志はあんまり関係ないんじゃない?昇進したかろうが、そのままで良かろうが、目の前の仕事をきちんとこなしてる人が上へ行く。

 

Y:そうかもね。

 

K:「昇進しようがしまいが関係ありません。私は与えられた仕事を全うするだけです」っていう人なら、どんな立場になってもそれに見合った仕事をしてくれそう。

 

Y:うん。

 

K:企業だって、そういう人を上げたいでしょ。

 

Y:そうだね。

 

K:結局、良いサイクルの元は「思い通り」じゃないかな。「思い通り」にすることで楽しみを見出して、思い通りにするために練習して、思い通り実行していく。そうするといつの間にか結果がついてくる。

 

Y:まずは「思い通り」に出来るようにしろ、と。

 

K:そう。やってくうちになんだって楽しくなるよ。洗った食器の重ね方もさ、思い通りに出来たら楽しいよきっと。

 

Y:自己満足だね。

 

K:いいじゃない、それで毎日が楽しくなれば。

 

Y:そうだね。

 

K:そして、奥さんは帰ってきた旦那さんに報告する。「あなた、今日ね、私、思い通りの食器の重ね方が出来たの」

 

Y:旦那さんにとっては意味不明だね。

 

K:そう。で、旦那が言う。「それがどうしたの?」

 

Y:あわわわ。言ってはいけないことを。

 

K:「あ…。ううん。なんでもないの…。ご飯にする?お風呂にする?……」

 

Y:気まずくなっちゃった。

 

K:「じゃ、お風呂で」「はぁい。あ、お風呂もね、いつもより30秒早く洗うことが出来たんだよ」「あ、そう。そこ閉めてくれる?寒いから」「あ、ごめんなさい……」

 

Y:空気が重い。

 

K:妻の楽しみを理解してあげないと大変なことになるね。

 

Y:そうだね。

 

K:じゃ、またね。

 

Y:ばいばい。

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