今日は茨城統一テストでした。
事前にテスト問題は送られてくるのですが、それを見てしまうと授業時にその問題の類題を教えたくなったり、逆にその類題を避けるように意識するのが面倒になったりするので、テスト当日まで問題は一切見ないようにしています。
そして今日、Lilyっ子たちがテストを解くのを横目にテストを眺めていました。
茨城県公立高校入試がガラッと変わったと知ったのが3月3日。
その頃には今回の茨城統一テストの問題もできあがっているでしょうから、新傾向に対応することはできなかったようです。
そこは仕方ないでしょう。
今まで新中1は初回は英語が無かったのですが、今回はありました。
しかも、ほぼリスニング。
これは小学校の英語では書くことを重視していないという背景を踏まえてのものでしょう。
Lilyっ子たちは皆さらさらと答えているようでしたが、どうでしょうね。
ちなみにLilyでの対策は全くしていません。
小学校英語で学んだ実力が試されます。
結果は4月15日頃です。
楽しみですね。
ルーティンに楽しみを見出すKYな会話
K:ゴールを近くに設定することで、モチベーションが維持出来て、最初に掲げた目標や目的が達成できるというお話の続きです。
Y:どうも。
K:で、聞きたいことってのは?
Y:小さな成功体験を重ねていくうちに、目的を達成できるっていう順番。君もその順番で日記を書いてるんでしょ?
K:ん?
Y:前言ってなかった?「いつか出版して、印税生活したい」って。
K:言ったね。
Y:で、そのためには毎日書き続けなけりゃいけないわけだ。
K:そうなるね。
Y:実際毎日書いてるんだから、成功体験を積んでるってことになるよね?
K:そうだね。
Y:あとは、出版っていう結果がついてくればいいわけだ。
K:うん。
Y:でもさ、このまま書き続けてるだけで出版できるのかな?
K:出来ないだろうね。オイラが書いたものを出版関係の人が読んでくれて、それが気に入られない限りは。
Y:でしょ?ただ書いて、毎日成功体験を積んだところで、確かにモチベーションが維持できて、書き続けることは出来るかもしれないけど、その先がないよね?
K:自己満足で終わるね。
Y:そしたら、いくら書き続けたからって、結果はついてこないってことになっちゃう。「毎日日記書きました」っていう事実と、日記があるだけじゃん?
K:そうだね。
Y:そしたら「出版」っていう目的は達成できないじゃん。自分から求めないとさ。
K:みなまで言うな。
Y:全部言ったよ。
K:言いたいことは分かった。結果を求めようとしなけりゃ、手に入るわけがないってことだな。
Y:うん。求めるからこそ、その方向に進もうというレールみたいなものが出来るんじゃないかなってこと。
K:そういう考えもあるね。
Y:でしょ?ただ闇雲に毎日成功体験を積んだって、その先に何がある?
K:まぁ「出版したい」っていうのは分かりやすい例であって、本当はそんなこと思っちゃいないってのが現実的な答えなんだけどさ。
Y:そうなんだ。
K:それを言っちゃつまらないので、別の答え方をします。
Y:ほう。
K:毎日日記を書いて、成功体験を積んだ僕ですが、それだけじゃ出版は出来ない。出版するには出版社に持っていくとか、何かに応募するとか、そういった自発的な行為が必要になる。
Y:そうでしょ?
K:でも、毎日の成功体験を積むうちに、考えが変わってきた。出版するという目的なんて、別に興味ないって。
Y:印税生活は?
K:興味ない。そもそも印税を得ようってことは、売れるものを作ろうってことでしょ?売れるものを作ろうとしてる時点で、もう駄目な気がする。
Y:確かに。
K:5キロのダイエットのように、毎日の成功体験と当初の目的が自然に繋がるものは、この3歩先のゴール設定がちょうどいいかもね。
Y:そうだね。
K:その場合でも、そうじゃない場合でも、毎日の成功体験を積んでいくと、だんだん結果を気にしなくなると思う。
Y:そう?逆に気になりそうだけど。
K:ダイエットで言うなら、間食しない日々が楽しくなる。間食しない日々っていうのは、自分に勝つ日々ってことだからね。
Y:勝つ事が楽しくなる、と。
K:そうなってくると、自分に勝つということに目が行って、何キロ痩せたかってところは気にしなくなってくる。
Y:女の子はそれでも毎日体重測ったりしそうだけど。
K:まぁ、その辺はあくまで例え話なので。
Y:あいよ。
K:で、成功体験を積み重ねていくうちに、いつの間にか5キロ痩せている、と。
Y:ほんとにそうなればいいね。
K:結局、目の前のゴールを達成して成功体験を積んでいくと、印税生活なんて後付けのものに囚われなくなる。結果は結果として受け止めるってだけ。結果としてついてくるなら歓迎するけど、わざわざ自分から追うことはしない。印税生活が全てじゃないから。
Y:ほう。
K:結果なんてものは、最初の方向づけのために顔を向けるくらいで、あとは気にしなくていいんじゃないかな。結果を気にして焦ったり、不安になったりするより、目の前のことをこなして成功体験を積んでいく毎日の方が幸せだと思うよ。
Y:なるほど。やっぱり君は楽しい方を選んでるってわけだね。
K:どうせ同じ時間を過ごすなら、楽しいほうが良い。一日一日成功体験を積み重ねてった方が楽しいってこと。
Y:日記以外に、そういう成功体験が得られそうなのない?
K:筋トレとかは?毎日腕立てをしたら、成功。
Y:あ、それいいね。やってみよう。
K:毎日やっていくうちにプロボクサー試験合格という結果がついてくるかもね。
Y:ついてくるかな。
K:んなわけないじゃん。プロを甘く見るなよ。
Y:何のために筋トレするんだ?
K:意味はないよ。ないから、自分で意味をつけたり、楽しみを見つける。毎日続けるには「そこに楽しみを見つけること」だよ。
Y:なるほどね。「毎日家と会社の往復だけでつまらない」なんて言ってないで、そこに楽しみを見つけろってことだね。
K:そういうこと。
Y:辛そうなだけに見えるお坊さんの座禅とか修行も、毎日続いてるってことは、そこに何らかの楽しみがあるのかな。
K:あるでしょ。きっとMなんだよ。
Y:納得した。
K:ダイエットもさ、期限を決めてそれまでに痩せようと無理するから、楽しさがなくなって続かなくなっちゃうと思うんだよね。
Y:うん。
K:M的な人は、そのくらい追い詰められた方が楽しいかもしれないけど、普通はそうじゃない。だから、ダイエットする日々の中に楽しみを見出せないと続かないと思うよ。
Y:そうだね。
K:君の筋トレも、まずは3週間後も続くかどうか、チェックしてやるよ。
Y:見とけよ。
K:頑張れ。
Y:あいよ。
K:じゃ、またね。
Y:ばいばい。