「いつまでもあると思うな」の次に続くのはなんでしょう?
ちなみに「あると思うな」の「思うな」は、「僕はあると思うなぁ」という意味の「思うな」ではありません。
「〜するな」という意味の「思うな」です。
いつでも恩返しできると思ってしないでいると、いつの間にか親は他界して、恩返しできないままになってしまうということがあるのでしょう。
だから、生きているうちに親孝行しなさいよということですね。
受験生たちは無事合格して、あちこちからお祝いをもらうことでしょう。
私は親からはデスクトップパソコン(当時は結構珍しかった)、祖父母からはお小遣いだったと思います。
で、もちろんすべて自分のものです。
自分が頑張って高校に合格して入学するんだから当然と思ってました。
そんな少年清水に聞かせたいエピソード。
Lilyっ子のR君の話です。
彼は、お祝いをもらったあと「お母さん、欲しいものある?」とお母様に聞いたそうです。
そしてお母様は、R君が頑張ったからR君のほしいものを買うように言ったそうです。
第一子だからか”周りの人のために”という想いが強いのかもしれません。
姉はR君と同じようなことを言ってたり、実際に私に1、2割くらいのお菓子を買ってきてくれてたりしました。
下の私はそんな発想はありませんでした。
100円もらったらすべて自分のために使ってました。
でも、少年清水も大人になり、周りの人を気遣えるようになってきました。
大学生を過ぎた頃には、親にも「マッサージチェア買ってあげるから」と言うようになりました。
言うだけで、実現してませんけれど。
R君は他にも「平屋がいいなぁ」というお母様に「建ててあげる」と言ってくれたようで、お母様はその気持ちにとても喜んでいました。
R君にはこの先まだまだ長く、輝かしい未来がありますからね。
家を建ててあげるという思いを実現する可能性も、私よりだいぶ高いです。
まだまだ中学生とはいえ、いろいろ考えてみるたいですね。
受験があったからというわけではないでしょうけれど、中3の後半から皆一気に大人になっていく感じがします。
受験を応援してくれる親を間近に見たりして、それまで反抗期だったのも相まって、感謝の想いが強くなるのかもしれませんね。
反抗期で大変だった家庭内も、高校入試の頃には落ち着いて、それが終わると平和になるっていうイメージがあります。
まあ、いずれにせよ、入試が終わると平和になるでしょう。
高校生になったらなったで、また新たな問題が出てくるでしょうけれど。
中学生のうちは、友達と遊ぶと言っても親の管理下にあったと思いますが、高校生になると親の目を盗んで遊んだりしますからね。
中学生のうちはいろいろ親のせいにできますが、高校生からは自分の人生は自分の責任ですからね。
その辺をわきまえて頑張ってもらいたいと思います。
そして、親孝行をするなら、なるべく早いうちに。
ないと思うな運と災難
卒業するLilyっ子達に幸あれ。