土曜日、朝から開校して、Lilyにいる子達の勉強の様子を見ていると、いつも思います。
今が一番集中している、と。
勉強のような頭を使う作業は朝が一番適してますよね。
例えそれが不必要なものであっても、脳はどんどん情報を集めてしまいます。
本当にどうでもいいことはすぐ忘れるようになっているみたいですが、それでも一日ずっと生活していれば、とんでもない情報量になります。
Lilyの前を自転車が3台通ったとか、
向かいの香味鮮に10人以上の団体が入っていったとか、
そのうちの5人くらいがメガネをかけていたとか、
なんとなく見た車のナンバーが1467だったとか、
どうでもいいことをいっぱい脳に溜め込んでいるらしいです。
でも睡眠時に、それを取捨選択して、生きる上で必要な情報だけを長期記憶として残すようにするんですって。
寝ながら取捨選択する作業をしていると、それらが夢に出てくるんだと思います。
その日、中学時代の同級生に会ったりして、過去を思い出したりした夜は、高い確率で中学時代の夢を見ますので、その論は正しいんじゃないかと思っています。
夜寝る直前というのは、そんなふうにどうでもいい情報も含めて、脳はもういっぱいいっぱいの状態です。
そこでさらに勉強して詰め込もうとすると、脳だって叫び声を上げるでしょう。
なので、夜に詰め込む作業は理にかなっていません。
夜寝て記憶の整理をしてすっきりした状態で、新しい情報があれば脳に刻みやすくなります。
だから、まだその日の情報を詰め込んでいない朝に勉強するのが一番ってことになります。
で、現に朝から来ている子たちを見ても、やっぱり集中しているので、勉強するなら朝がおすすめです。
今日は朝から1年生のMさんも学年末テストの勉強に来ていて、ワーク10チャレンジの3周目をみっちりやりました。
数学の3周目が終わり、いいペースで進んでいます。
学年末テスト、期待できそうです。
午後5時になると、中1の集団授業です。
わらわらと集まってくる1年生達。
今日は学年末テスト範囲の理科の集団授業です。
各々が席にちょこんと座ります。
その姿……
そうなんです。
1年生ってかわいいんです。
もうすぐ2年生ですけれど、まだまだ幼さが残っています。
背もまだちっちゃいし、線も細いし。
最近、3年生を見ている機会が多かったので、ふと1年生の集団に入るとその可愛らしさに癒やされます。
朝8時30分から夜9時30分まで。
土曜日は長丁場です。
さすがに長いなぁと感じたところで教室を見渡すと、KさんとNさんコンビが勉強しています。
そうなんです。
彼女たちは朝9時に来て、お昼ごはんで一度帰ったあともまた来て、そして最後まで勉強するという……。
私とほぼ同じスケジュールでLilyにいました。
なんのイベントもない普通の土曜日なのに、これだけ長く勉強していられるのも凄いです。
来週は合宿やることになってますし。
合宿は”一日の勉強時間の限界を上げる”という効果はわかっていましたが、その効果が今でも残っているもんですね。
考えてみたらこの二人はLilyで良かったですね。
定額制ですからどれだけ塾で勉強しても料金は変わりません。
これが従量制だったら、1ヶ月で10万円は軽く超えてることでしょう。
Lilyに通うメリットを最大限享受してくれるのは良いことですね。
そんなに長時間勉強している姿を見せられると、私も家族も皆、応援せずにはいられなくなりますからね。
きっと明日もまた朝からLilyっ子たちは当たり前の顔をして勉強しにくるのでしょう。
きっと明日もまた良い日になるでしょう。