コンフォートゾーンというのがありまして。
日本語訳するなら”快適な空間”ですかね。
誰も、そこから出たくないわけです。
なので、そこから出ようものなら、また戻ってきてしまいます。
例えば、毎日お風呂に入る人にとっては、毎日お風呂に入ることが快適なんです。
酔いつぶれて1日お風呂に入らない日があろうものなら、気持ち悪くて仕方ありません。
そしてまた、毎日お風呂に入るようになります。
友達のグループもそうですね。
Aグループにいる子はそこが居心地が良いのですが、ささいな喧嘩などをして、Aグループを離れても居心地が悪くて、いずれまたAグループに戻っていきます。
そんなふうにコンフォートゾーンから出るのはなかなか大変なのです。
ぐんぐん成長を続ける2年生のお話を以前しました。
偏差値50以下にいたJ君。
なんども同じ成績をとっていると、そこがコンフォートゾーンになります。
そこから出ようものなら”あれ?今回の自分は変だな”と感じ、またそのゾーンに戻ってしまいます。
なので、好成績を取ったとしても1回では駄目です。
”今回のはまぐれだ”と自分自身でも思ってしまい、コンフォートゾーンに戻っていってしまいます。
2回連続で好成績を取る必要があるのです。
2回取れば”まぐれじゃなく実力がついたんだ”と自分でも考えるようになります。
こうなればしめたもの。
コンフォートゾーンは更新されました。
今度、逆に低い点数をとってしまったときに”あれ?おかしい”と感じるようになるでしょう。
で、話題のJ君はというと。
見事、好成績を残してくれました。
コンフォートゾーンの更新ですね。
良いことは2回続けて起こるように。
悪いことは2回続けて起こらないように。
そのことを心がけて生活しましょう!
そういえば甲子園でも、2年連続出場とか言われると「あーこの県ではこの高校が常連校になってきたな」と感じますもんね。
2回連続が大切です。