Lilyの1年生達を見ていて思いました。
”時間に対する意識が低い”と。
何を見てそう感じたかというと、1問1問を解くのに時間がかかっていたり、1枚のプリントを終えるのに1回の授業で終わらせられなかったりというシーンを見て、です。
受験生は言われなくてもどんどん進むし、指示されなくても次へ次へと勉強します。
入試が近くなり、受験生のギアが上がっていくので、比べると余計に1年生が遅く感じます。
でも、これはLilyだけでなく、一般的な事象なんでしょうね。
なぜなら1年生にはまだまだ時間が残されているから。
42.195kmのフルマラソンで例えると、受験生たちはもう40km地点にいるようなものです。
対して1年生はまだ12km地点くらい。
受験生はラストスパートをかけても全く問題ありませんが、1年生にラストスパートと言ってもピンとこないでしょう。
時間に追われている場合は自然に解くスピードも早くなります。
また「このプリントが終わるまで帰らない」という発想にもなります。
対して、時間に余裕がある1年生は「このプリントは終わってないけど、時間になったから帰ろう」という考えです。
お迎えがあるので仕方ないにしても「終わらなかった分は家でやってきます!」となってほしいものです。
とはいえ、自分が中学1年生だったら、やっぱりやりません。
少年清水は勉強はできるかぎり後回しにする人物でした。
1年生は部活もあるし、入試までの時間もあるので、それなりの強度で勉強すればいいんじゃないかなと思います。
逆に「絶対に成績を上げたい」と考える1年生がいたら、周りを一気に抜けるので、勉強が楽しくなるでしょう。
周りが歩いているときこそ、差を埋めたり差をつけたりするチャンス。
そのチャンスは受験生になると巡ってこなくなっちゃいます。
なぜなら、皆が走り出すから。
1年生に対しては、勉強の意識を高めることが重要ですね。