欲がないのは価値を知らないから。
または価値を見出していないから。
ここにマウンテンバイクがあるとします。
それに食いつくのは、欲がある人。
欲のない人は「自分は別の自転車あるから、別にいらない」となります。
この状態で、マウンテンバイクをあげるよと言われても、断る人もいるでしょう。
家に置く場所がないとか、乗らないんだから邪魔とか。
そこで「このマウンテンバイクは30万円するんだ」という情報を加えたらどうでしょう。
「自分は乗らないけれど、売ればお金になりそう」とか思う人も出てくるでしょう。
30万円という価値を知ると、なんだか欲しくなりますよね。
こんなふうに情報があると、その価値がよりわかりやすくなります。
高校のも同じようなものです。
高校選びのとき、高校の価値を知らなければ「どこでもいい」となります。
一高は大学進学の実績が高いという情報を知り、そこに価値を見い出せば、一高に行きたいとなります。
価値を見いだせなければ、別に一高じゃなくてもいい、となります。
高校の価値を大学への進学率ではなく別の価値観で考える人もいるでしょう。
たとえば制服が可愛いとか、文化祭が盛り上がるとか、修学旅行がヨーロッパとか。
いずれにせよ、価値を知り、価値を見出した人にはそこが魅力的になるはずです。
そうするとそこに行きたいという欲がでます。
欲が出ないということは、価値を知らないか、見出してないということです。
その状態ではモチベーションは上がりません。
まずは知ることからですね。
知ってもなお魅力を感じないのであれば、それは結ばれない運命です。
そうなる前に、まずは知りましょう。