長年塾講師をやってきましたが、必ず”帰るのが遅い子”が現れます。
毎年「早く帰れ〜」と言っている気がします。
友達と話したり、先生と話したり、話したいことがたくさんあるのでしょう。
私も帰りを急いでないので、付き合いますけれど。
車での送迎だから、皆んなすぐ帰るんじゃない?
いえ、遅い子は車での迎えが来てたって遅いです。
「早く来なさい」と迎えに来た親から注意されることのもよく見ました。
そういえば、Lilyで働くようになってからはあんまり見なくなりましたね。
もしや
家に帰って早くスマホをいじりたいんだな?
そう思って、その場にいた中3女子に聞いてみると
「うふふ」
と、はぐらかされました。
スマホがない時代は、”次の日まで話せなくなるから今のうちに話したい”ということが多々ありましたが、今は別にその場で話す必要もありませんしね。
寒い外で話し込むより、暖かい部屋でLINEした方が良いですもんね。
そう考えると、スーッとすぐ帰るのも頷けます。
”すぐに帰る子は自分の時間を大切にする子”ということで、良い傾向です。
でもたまに遅くなっても、それはそれで中学生っぽくて良いですけどね。
帰る仕草で時代を感じる一幕でした。
来年には帰るのが遅い子が現れるかもしれませんので、時代のせいにするには早計かもしれませんね。