世界の三大難しい言語は日本語、ロシア語、スワヒリ語だそうです。
ロシア語もスワヒリ語もどんな言語か検討もつきませんが。
日本語の難しさは表現の多さや、省略によるものじゃないかなと思います。
例えば一人称は英語では「I」ですが、日本語では「私、僕、俺、おいら、わし、拙者」などなど、いくらでも出てきます。
外国人がこれらを全て覚えるのは大変ですよね。
英語はでは I play tennis.であっても、日本語には「私はテニスをする」「僕はテニスをする」など主語によっていくらでもパターンが作れますし「する」を「します」にしても同じ意味の文になりますので、もう大変です。
「わし、テニスするぞい」と書いてもOKなはずですから、採点する方も大変です。
あとは省略。
日本語ではよく主語を省略すると言われます。
「昨日、床屋に行ったよ」と言えば、誰が行ったのかわかりますので、わざわざ「僕は」と言う必要がなく、そういうものは省略してしまいます。
でも、英語だとそれはしないのですね。
わかりやすさでいえば、やはり英語でしょう。
あと文章を書くスピードも英語にはかないません。
日本語は漢字があるので、どうしても時間がかかってしまいます。
さらに漢字は、読めなくては日本語が理解できません。
漢字を飛ばしてひらがなだけで読むと「〜、〜は〜と〜で〜をしました」となり、全く意味不明です。
日本人は常用漢字を中学3年生までに2千字くらい覚えるのですから、凄いですよね。
何気なく漢字を使っていますが、このレベルに達するまでにどれだけの労力が必要になるのか……。
私が外国人なら、日本語を学ぶという選択肢は選ばないでしょう。
それに比べると本当に英語は簡単です。
日本語の漢字にあたるものがないだけでも、ありがたいですね。
やはり世界で使われている言語には「簡単に習得できる」という要素がないとダメですからね。
まずは簡単な英語を学ぶのは理にかなった方法だと思います。
ということで、英語の学習も頑張りましょう。