everybody goes
everybody fights
秩序のない現代にドロップキックMr.Children / everybody goes 〜秩序のない現代にドロップキック〜
国語の過去問の解説をしているときに
「ほらここに秩序があったって書いてあるでしょ。だから規則があったと考えられるからこの選択肢は合ってるね」
なんて説明をしたのですが、そこでキョトンとする中3生。
「あのー……『秩序』ってなんですか」
あ、なるほど、秩序という言葉を知らないのか。
じゃあ、選択肢から選べないわけだ。
大人が中学生の問題を見ても、そこに知らない単語はほとんどないので、意味がわからないということはありません。
30字で書けと言われると、要約するのが大変だったりしますけれど。
でも、文章を理解するくらいならできます。
だから陥ってしまうのが「中学生がどこがわからないのかがわからない」というもの。
中学生は『秩序』の意味がわからないのですね。
思い返してみれば、私が『秩序』を知ったのは、Mr.Childrenの曲の中に使われていたからです。
初めて聞いた時はもちろん知りませんでした。
その時調べたから秩序の意味を知りましたし、その時調べた記憶があるので、それまでは知らなかったということも覚えています。
Mr.Childrenがその曲を世に出してなかったら、秩序という言葉の意味を知るのはもっと遅かったでしょう。
ちなみに、everybody goesの「go」に三単現の「es」がついていますので、everybodyは三人称単数なんだということも知りました。
まあ、こっちは高校生になって改めてよく歌詞を見てから知りましたけど。
当時はそんな英語力がなかったのも覚えています。
漫画や歌詞で、自分が知らない言葉が使われていたら、新しい言葉を得るチャンスです。
日常の中ではあまり難しい言葉って使いませんよね。
国語の文章で新しい言葉を知るのが多い気がします。
でも、前もっていろんな言葉を知っておけば、授業の理解も早まります。
親も先回りして「15歳までに知っておきたい言葉1800」のような本に目を通しておき、日常でもいろんな言葉に触れさせてあげるといいですね。
私も娘が小学生になったら、どんどん使ってみたいと思います。