4歳の娘は、うちの中を駆け回っています。
そこである時、私はソファなどを障害物にして、障害物競走をさせてみました。
しばらくすると「もっと変えて」とリクエストが来ます。
今度はクッションも投入して、さらにコースの難易度を上げます。
またしばらくすると、「もっと難しくして」と要求してきます。
目ぼしいものはすでに使ってしまったので、これ以上難しくするのが難しいという状況になりました。
そこで私は思いつきました。
「じゃあ、10数える間に1周してみて」
「わかった!」
「行くよ、よーいどん!いーち、にーい、さーん… …」
懸命に走る娘。
何度も何度も「また10数えて」とお願いしてきました。
そのうち「もっと早く10数えて」となりました。
以降、時間制限を変えるだけで済むようになったので、新たな障害物を作ることもなく楽しめました。
時間制限というのは、物事を難しくする一番のハードルです。
時間制限がなければ、高校入試なんて誰でも450点取れるようになります。
30年くらいかければいけるかも
お金を1億円稼ぐとしたって、300年くらいかけていいならできそうですが、1年でと言われるとものすごく難しくなります。
簡単な計算も時間制限をつけるだけで難しくなります。
物事の難易度を決めるのは時間ってことですね。
命が有限である以上、時間制限は誰にでもあります。
普段から時間を意識して、ちょっとハードルを高めておくのが良さそうですね。