フランスに留学したい場合、どうすればいいんでしょう。
私がしたいわけではありません。
留学というとアメリカなどの英語圏というイメージがあります。
アメリカへの留学は選択肢がいろいろありますし、ちょっと調べればすぐに見つかります。
でもフランスになるとその数はぐっと下がります。
需要と供給の関係ですかね。
世の中、需要が低いものは当然供給も低くなります。
バスケットをしたいなら体育館を借りればいいのですが「ハンドボール」となると一気に難しくなります。
ハンドボールのゴールポストがおいてある施設を私は思い浮かびません。
こういったところで、メジャーなスポーツとマイナーなスポーツの差がわかりますし、ハンドボールはマイナーだなということもわかります。
だからといって、マイナーなものがつまらないとか劣っているわけではありません。
陸上の十種競技で良い成績を収めた武井壮も「十種競技じゃお金にならない」と言っていました。
たしかに、マイナーなもので金メダルをとってもスポンサーはつきません。
マイナーな競技を好きになった場合は、その競技がメジャーになるように普及活動するか、諦めるしかなさそうです。
メジャーな競技はメジャーだけあって、競技人口も増え、一番になるのは難しいですが。
最初の選択って大事なのかもしれませんね。
楽器を始めるとして「ギター」ならすぐに手に入りますが「コントラバス」だったらどこで買えるのかもわかりません。
たぶん楽器屋さんに行けばあるんでしょうけれど。
競技だって、楽器だって、なんだって「メジャーとマイナー」が存在します。
中学生の教科で言ったらメジャーなのはやはり英数国理社の主要5教科。
メジャーなだけあって参考書も豊富です。
でも、技術家庭や美術の参考書なんて見たことがありません。
美術がものすごく好きで、レオナルド・ダ・ビンチについて話をさせたら止まらないっていう中学生がいたとしても、その子は中学生活の中で輝くときはあまりなさそうです。
だからといって、メジャーなものだけ好きになるというのも難しいですよね。
そもそも何がきっかけで好きになるかわかりませんし。
「好きな人が乗馬にハマってたから、自分もやってみた」とかあるかもしれませんし。
でもメジャーなものはライバルもいっぱいいるので大変ですし。
メジャーなものと、マイナーなもの。
追求するのはどっちのほうが大変かなぁと思ったんですが、どっちもどっちなようですね。