学ぶは真似ぶ。
先生を真似て、身につける。
それが学習の基本。
いつかそんなことを書きました。
真似る対象は先生でなくても構いません。
親だって、兄弟だって、先輩だって、同級生だっていいのです。
中でも、自分より勉強ができる同級生の真似をするのがおすすめです。
理由は、身近で真似しやすいからです。
親の真似といったって、親が勉強している姿なんてほとんど見ないでしょうからね。
それに比べて同級生なら毎日のようにチェックできます。
Lilyでは毎回、英単語テストをやっていますが、間違えたところをどうするかを私はチェックしていました。
すると、英語力が高い生徒ほどすぐ間違い直しをすることがわかりました。
また、間違い直しをするときも「書く」という作業をしています。
ということで
「間違え直しをする」「間違えた単語をノートに書く」というこの2つが英語力を上げる近道です。
が、それを伝えたところで「やらない子はやらない」という現実が待っています。
いくら口で言ったところで、やらないのです。
まあ、それもそうですよね。
「勉強しなさい」って言われて素直にやる子であれば誰も苦労しません。
言うだけじゃ動かせないから悩むのです。
それに気づいてからは「間違え直し」「間違えた単語を紙に書く」ということをさせるようにしました。
その後、今まで英単語が全然覚えられなかった生徒たちの単語力が少しずつ上ってきました。
やはりシステムが大事ですね。
今度はこれを当たり前にする、つまり継続させるシステムを作らなくては。