1年生の壁

Lilyに3年生になってから入ってくる生徒の中に「1年生の内容も全然できてない」という生徒が少なからずいます。

 

そういう場合は、中1の最初の正負の計算からやり直しです。

 

そういった生徒たちに共通しているのは「分数、小数が苦手」「計算スピードが遅い」ということです。

 

 

対策は唯一つ。

計算問題を解かせまくるだけ。

 

 

計算問題でつまづく原因は、加減乗除の基礎的な計算能力の欠如もありますが、どちらかといえば「ルールの理解・徹底がされていない」という方が大きいように思います。

 

たとえば

4+2×(-5)

という計算で

あるときは6×(-5)にして-30と答え、

あるときは4+(-10)にして-6と答えるといったように、やり方が一貫されてないないのです。

 

これがつまり、ルールの理解・徹底がされていないという状態です。

 

 

 

今回の場合は二分の一の確率で正解してしまいます。

たまたまその二択を当てると「自分はできている」と思い込みます。

 

二択を外した場合に「違うよ」と指摘すると「じゃあ、もう一方の方だ」という感じで直します。

 

しかし、これは理解からくるものではありません。

消去法です。

 

 

ア、イ、ウから選べと言われ、アを選んだけれど不正解だった場合「じゃあ、イ」というように消去法で選んでいるに過ぎません。

 

ここで、ちゃんと考えている子なら「なんでアじゃ駄目なんですか」と食い下がってきます。

 

こんなふうに「不正解だよ」と伝えた場合の対応で、考えているかそうでないかはバレバレなのです。

 

 

考えなしでやっていると、その場しのぎになってしまい、学力は安定しません。

 

なので、ちゃんとルールを理解させ、徹底させることから始まります。

 

 

そんなところから始めた場合、1年生の計算の壁がものすごく高いものになります。

しかし、ここは壁ではなく土台です。

その土台をしっかり築かせます。

 

 

受験生は3年生の計算まで終わらせないといけないわけですが、それでも焦って先に行かせるようなことはしません。

 

できない場合はいつまで経っても1年生の計算です。

 

 

そうやって1年生の計算を徹底したあと、次の学年の計算に行くと驚くほどスムーズに進みます。

 

最近1年生の計算を終えた3年生の生徒たちがいますが、彼らはその後、あっという間に2年生の計算を終え、今は3年生の計算も終わろうとしています。

 

ついこの前は1年生の計算ばかりやっていて、これで入試まで間に合うのか…?という感じでしたが、1年生の壁を突破したあとは簡単でした。

 

計算が得意になってきた感じすらあります。

 

 

やはり1年生の壁は土台でしたね。

そこをしっかりやれば、次に繋がります。

 

焦って、できたフリして、先に行っては駄目。

 

 

今後Lilyに1年生の計算でつまづいている子が入ってきたら、同じ方法でやりたいと思います。

清水のフリートークの最新記事8件

>学習塾Lilyの方針

学習塾Lilyの方針

通塾生の学力向上を第一に考え、行動します。

Lilyのブログを毎日更新します。

CTR IMG