ベーシックインカムという制度、近頃よく耳にするようになりました。
直訳すると「基本的な収入」といったところでしょうか。
どんなものかを簡単に言うと、現在のお年寄りが受け取っている年金のようなものを、日本人皆に与えるという制度です。
一人あたり月8万円の支給です。
あくまで例です。
本当に実現するとしたら、これくらいの金額かなぁと。
田舎なら、これだけでも1ヶ月生活できるかもしれません。
でも、いろいろ我慢しないといけないでしょうね。
なので、もっとリッチな生活をしたいという人は、働いて自分で稼いで上乗せすればいいのです。
ベーシックインカムが始まると、犯罪が減ります。
もし犯罪をした場合、その後のベーシックインカムが受け取れなくなるからです。
毎月8万円なら、1年で96万円。
10年だと約1,000万円です。
それをもらう権利を失うかもしれないのに、犯罪をしますか?
たまにテレビで、60歳くらいの人が万引で捕まる人を見かけますが、そういうのがなくなるはずです。
そして、ブラック企業も潰れます。
月8万円の収入でなんとかやりくりすればブラック企業で働く必要はなくなります。
また、起業もしやすくなります。
起業してもうまく行かず収入が0であっても、ベーシックインカムで8万円もらえるので、果敢に挑戦できるのです。
でも、本当にそんなうまい話があるのでしょうか。
物事は疑ってかかりましょう。
その上で、良いと判断したら、それは本当に良いということです。
ベーシックインカムが当たり前の世の中になったら、子供達は勉強する意欲はわくでしょうか。
逆に、そがれるでしょうか。
どんな時代になっても、たぶん「勉強だけはきちんとしておけ」という大人はいなくならないでしょうね。
ベーシックインカムが当たり前になったあとで「もう財源ないから終了」なんて言われたら、その後働くの大変ですものね。
自衛の手段としての学力。
あったほうが良さそうですね。