皆が同じ行動をするならば、管理する側はこんなにも楽なことはありません。
例えば、「運動会の日は皆コンビニでお弁当を買って済ませる」という行動を全員がするのであれば、そのコンビニはお弁当の発注数がわかるので楽です。
でも、世の中には誰一人として同じ人がいないので、皆それぞれ違った行動をします。
だから、お弁当を買う人もいれば、作って持ってくる人もいるし、食べない人もいるし、一口にお弁当と言ってもハンバーグ弁当なのか焼き肉弁当なのかも違います。
コンビニの店員は「一体、何弁当を何個発注すればいいんだ!」と頭を抱えていることでしょう。
皆が同じ行動をしているのなら、集団授業で勉強を教えるのも楽です。
でも、実際には、話をよく聞いている子、よそ見をしている子、睡魔と戦っている子、勝手に問題を解いている子、友達とこそこそ話している子などがいるので、先生は大変です。
数学の授業をしていても、話をよく聞いている子、塾ですでに習った子、計算ができていな子、頭の中で給食の心配をしている子、などなど受け手は様々でしょう。
個別指導の塾が隆盛したのも頷けます。
一人ひとりに対応した学習を提供できるのが一番ですね。
Lilyもそっち方向で頑張ります。
従来の個別指導を、ってわけじゃないけれど