今日は中2Aクラスの授業でした。
扱ったのは関数。
一般的には中学2年生の関数といえば1次関数です。
でも、数学の学習意欲の高い中2Aクラスで扱ったのは2次関数。
これは高1で習う分野です。
2次関数の前には「2乗に比例する関数」があり、その前に「2次方程式」を習得しなくてはいけません。
でも、中2Aではそれらはすでに習得済み。
3年生のどのクラスをも超えています。
まだ2年生なので、受験勉強にとらわれずに自由に勉強できるというメリットを活かしています。
そんな無茶苦茶な勉強をして大丈夫なのか?という問いには、「この前の1学期期末テストが100点だった」ということが答えになるでしょう。
そう、期末テスト対策は一切せずに、好きな単元を勉強しているだけだったのに100点。
これはもう中2Aクラスの数学は定期テストの枠に縛られている場合じゃないということでしょう。
じゃあ、他の教科も100点なのか、と言われるとNOです。
でも、今はそれで良いと私は思っています。
受験が近づくにつれ、理科も社会も”入試で点数をとるための勉強”をしないといけないと伝えています。
今はまだその時期じゃないのに点数を取るための勉強をしてしまったら、勉強自体が面白くないと感じてしまうでしょう。
そのほうが大きなデメリットになってしまいます。
水戸一高や土浦一高、竹園高校に行くような生徒には、学校の枠にとらわれずに自由に勉強させてあげたいのです。
他の教科も最低限のことはやっているのでご安心を。
中2Aクラスがいざテスト対策を始めたら、あっという間に450点を超えられると思います。
ただの暗記は嫌がり、難しい数学の問題には目を輝かせる中2A。
そんな生徒を目の前にしたら、やっぱり誰でも高校の内容まで教えちゃうと思います。
といっても、教えているのはまだ関数だけなので、2学期になって図形に入ったらまた中学2年生の内容に戻ってきます。
図形も楽しいので、きっと中3の図形、高1の図形もやる羽目になると思いますが。
それができるように、他の教科もきっちり点数をとってねとだけ伝えてあります。
来春、中2Aクラスが中3Aクラスになったとき、そこに合流できる中学生がいるのかが心配ですけれど……。
まあ、なんとかなるでしょう。
中2Aクラスは、ブレーキを取っ払ったまま突き進んで行きたいと思います。