今回のテストは、中学一年生にとっては初めての定期テストということもあり、実験的な印象だったと思います。
最初のテストは基準になるので、あまり下駄を履かせず、思うように勉強してテストを受けさせるのがLily流です。
予想通りの子、予想より上になった子、予想より下回ってしまった子、十人十色です。
予想より下回ったその時、自分がどう感じたか。
ここで、悔しがれる人は将来有望です。
その悔しさを、同級生をガンガン抜いていく楽しみに変えられるでしょう。
数学で100点をとったLilyっ子、学年順位で1桁になったLilyっ子などなど、表彰したい生徒はたくさんいますが、いつもと違う取り組みをしていた2人がいるので紹介しましょう。
まず1人目はワーク10チャレンジ参加者のうち、最優秀選手のRさん。
彼女は早々にワークに取り掛かり、誰よりも早く2周目プリントに手を出し、理想的なペースで学習を進めていました。
これは良い結果出るだろうなという予想は的中。
見事、自己最高の成績をとってくれました。
そしてもう1人はJ君。
J君のお母様は色々と試行錯誤して、J君の勉強の環境を整えてくれました。
中でも、wifiを切るという荒業。
ピンポイントで特定の端末に向けてのwifiを切るルーターがあると以前記事にした気がしますが、それ教えてくれたのが何を隠そうJ君のお母様です。
そして実際にそれを購入して使用してみたようで、それが成績にどう影響するのか、私も気になっていました。
結論を先に言ってしまえば、大成功。
今まで、勝つのは無理だと思っていた同級生に、勝てはしなかったものの猛追したそうです。
お母様曰く、「Wifiコントロール、うちの子には結構効果あって、つながらなければ勉強始めます。便利〜♪」
さらにこのお母様自身も試験のための勉強をしているそうで、自分も夜10時以降はWifiをオフにするそうです。
親が勉強するというのが、子供に勉強させる有効な手段だと以前も記事にしました。
親が一緒に勉強する家庭は都市伝説かと思っていたら、意外に身近にありました。 ある生徒が今年の茨城県立入試で、最難関の水戸一高も余裕で合格できる得点を叩き出していました。その子のお母様と話をする機会がありまし[…]
そして「孤独を作る」というのも、勉強に向かわせる有効な手段です。
この力はあった方がいろいろと役に立つという力があります。その力とは想像力です。想像力はあらゆる場面で効果を発揮します。 悪い未来を想像する。 「宿題をやらなかったら、どうなるか」 「[…]
だいぶ前の記事なので、文の書き方も今と結構違ってますね。
こんな記事を書いておいて何ですが、最近は私も情報の海から出られませんでした。
ふとした瞬間にヤフーニュースなどを見て、東京オリンピックはどうなるんだろうかと心配してみたり、メンタリストDaigoと高輪学園の炎上を調べたりと、無駄な時間を過ごしてしまっていました。
それもこれも、疲れて頭を休ませたい時間帯にもwifiが飛んでいるからです。
これらがなければ、もっと違うことに時間を使えたはず。
大人でさえ自分をコントロールするのが難しいのですから、中学生には尚更です。
大人がきちんとコントロールしてあげないとですね。
Wifiを切った。
親も勉強した。
この他にもJ君の成績アップの要因があります。
それは、具体的な目標を掲げていたことです。
1年生に入塾した頃から、お母様と「目標は10位以内。少しずつ順位を上げて行きましょう」と話していました。
当時は「本気で10位以内とか言ってるの?」という順位でしたが、今はもう射程圏内です。
私の目論見では、2学期の期末テストで達成です。
wifiを切ったところがターニングポイントだったと言えると思います。
成功例を間近にみられる職業についているので、自分の子育てにも大いに参考にさせていただきます。