英語のワークとタブレットを交互に見ているLilyっ子。
何をやっているのかと覗いてみたら、Googleレンズを使ってました。
Googleレンズというアプリは私も知っていました。
ただ、私の中でのGoogleレンズは「本の1ページを写真に撮ると、それをOCRでテキスト化してくれるもの」という認識でした。
ということで、私はGoogleレンズをほとんど使ったことがありませんでした。
でも、実際に使用しているLilyっ子の様子を見ていると
英語の長文のページを、Googleレンズ(アプリを起動したタブレット)で眺めると、タブレットの画面には日本文で表示されているではありませんか!
例えば「Happy Birthday」と書いてある紙も、タブレット画面には「お誕生日おめでとう」と表示されるのです。
異国の地を歩いても、タブレットを通してみれば困らないですね。
たとえばハングル語で「화장실」と書かれていても、それがなんなのかわかりませんが、Googleレンズを通してみれば「トイレ」と表示されるのです。
さらにGoogleレンズで、欲しい物を写真で撮ると売価を検索してくれるんだとか……、
眼鏡にGoogleレンズの機能をつけて、スマホやタブレットを手に取らずとも、自動翻訳とかを可能にさせるんだと思います。
Googleレンズはそんな未来を見越して、いろいろ改良しているのではないかと思います。
不思議に思って聞いてみたら、「だってここにアイコンありますよ。最近でてきました」とのこと。
確かに検索ボックスの横に「マイク」と「レンズ」がありました。
今まではマイクだけだったのに
音声で検索するマイクも、いつかのバージョンアップで追加されてましたが、同じようにGoogleレンズも最近のバージョンアップで追加されたようです。
時代の進化のスピードが恐ろしい
ちなみに、ワークの長文をGoogleレンズで翻訳して理解するという行為ですが、LilyでOKかNGかというと「人による」と答えます。
基本ができていて、やることやっている子なら、プラスアルファとして新技術を体験するのはOK。
そうでなければNGです。
最初は英語のワークかもしれませんが、そのうち飽き足らず、Lilyに置いてある英語版のハリー・ポッターの本をGoogleレンズを使いながら読むかもしれません。
そうやって、どんどん追求していくのは大いに歓迎です。
そもそも、知らない単語だって辞書で調べるわけですしね。
それなら、Googleレンズを通して翻訳したって大差ないと思います。
辞書で調べながら英語の本を読むと時間がかかりすぎて挫折しますが、Googleレンズを使えばその挫折はしなくて済むかも知れません。
本の内容を楽しむのに、辞書を使おうがGoogleレンズを使おうが、どちらが正解ということはありませんからね。
「Googleレンズがあるから、英語は勉強しなくていい」と言い出す中学生も絶対にいるでしょう。
でも、とっかかりはGoogleレンズでも、その本の面白さに触れ「今度は自力で翻訳して読んでみよう」となるかもしれません。
なので、短絡的に「ずるしちゃだめ」とNGにすることはありません。
が、あくまで「人による」ので、「なんであの子が良くて私はだめなの」と言わないように。
そういう苦情が来るからGoogleレンズ禁止!なんてしてしまうのは、進歩できる人の進歩を止めてしまうことになりますからね。
やることやってりゃOK出すので、まずは目の前の課題を確実にこなしましょう。