これから中学2年生が理科でならう化学の分野でNaClやNaHCO₃というものがでてきますが、これらは日常的によく使うもので、スーパーでも売っています。
NaClは塩化ナトリウム、NaHCO₃は炭酸水素ナトリウムのことですが、これらはそのままの名前でスーパーにならんでいるわけではありません。
ここで問題です。
炭酸水素ナトリウムの方は、私はつい最近までその存在を知りませんでした。
掃除するときに便利みたいです。
また掃除以外にも使えたりして、なかなか役立つものみたいです。
なんで今まで知らなかったかというと、掃除するときはカビキラーみたいな、わかりやすい商品を買っちゃいますからね。
ということで、中学2年生たちには私のように大人になってもピンとこない人にならないように、今、教えてあげてほしいのです。
保護者の方はおわかりでしょうか?
塩化ナトリウムは「食塩」
炭酸水素ナトリウムは「重曹」です。
ここで「重曹」を知らないと「えー、炭酸水素ナトリウムって重曹だったの?!」っていう驚きがなくなっちゃうんですよね。
塩化ナトリウムは食塩のことだよって言われれば「えー、そうだったの?なんだ、よく知ってるやつじゃん」ってなりますが「重曹」は微妙な気がします。
俺だけかな
スーパーのどこに売ってるかも知りませんし。
ドラッグストアやホームセンターになら売ってますかね……。
自信なくなってきました。
ちなみに、私が「えー!これって、あれだったの?!」と驚いた経験があるのは「炭酸水は二酸化炭素が水に溶けたもの」ということでした。
中学生に「炭酸水の正体は二酸化炭素だよ」と教えると必ずと言っていいほど、「じゃあ、炭酸が抜けたコーラに息をぶくぶく吹き込めば炭酸が戻るの?!」という少年清水と同じ反応をします。
あとは「二酸化炭素を凍らせるとドライアイスになる」というのも衝撃でした。
ドライアイス(固体)→二酸化炭素(気体)になるので、固体が消えたように感じます。
あれはドライアイスによって冷やされた空気中の水蒸気が水滴になったから濡れているのであって、ドライアイスが液体になったわけではありません。
ドライアイスで「冷たすぎるものでも火傷する」というのも学んだものです。
化学の分野を学校で習うとやたら難しく感じますが、結構身近なものなんですよね。
なので、日常会話を活かすには理科が向いてます。
保護者の方には常識でも、中学生にとっては常識じゃないことがたくさんあるので、この記事に出てきたものをぜひ聞いてみてください。
重曹は中学生も知らないと思うんですよね〜。
私がつい最近まで知らなかったので、中学生も知らないということであって欲しいです(笑)